10月23日(木曜日)市役所市長室
長年にわたり教育業務に従事し、教育振興に多大な貢献をされた元校長・重盛一哉さん(古川町・88)が高齢者叙勲 瑞宝双光章を受章し、都竹市長より伝達表彰が行われました。
重盛さんは昭和36年10月より教員として神奈川県川崎市立向丘中学校に赴任され、それ以降、37年間にわたり小中学校に奉職し、平成10年3月、古川小学校校長を最後に退職されました。
退職後は飛騨市教育委員会社会教育指導員に就任され、生涯学習のあり方や展望についての研究や提言に尽力され、永年にわたり教育行政の発展に多大な功績をあげられ、教育一途に精励されました。
重盛さんは、これまでの教員生活や生涯学習に関する活動、絵本「ふるさとの民話」の監修・制作、古川中学校野球部の時代を振り返りながら、「地域の皆さんの熱意に後押ししていただきました」と感謝を伝えてました。また、「教え子がいろんな場面で要職になっていて嬉しい」と笑顔を見せていました。
都竹市長は長年の労をねぎらい「教員はいくつになっても教え子に『先生、先生』と慕われ、同窓会にも招いてもらったり、素晴しい仕事ですね」と話すと、重盛さんは「今でも我が家に教え子が集まってくれる。ありがたいことです」と語りました。都竹市長は「いつまでもお元気で、過ごしてください」と声を掛けていました。