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古川中3年生有志が取り組んだ脱炭素の取組みの成果を発表

印刷用ページを表示する掲載日:2025年10月30日更新

10月27日(月曜日) 市役所

古川中学校の3年生10人が同校独自の地域貢献活動「マイプロジェクト」の一環で市環境課と連携して行っている「市内に脱炭素を普及しよう」の取組みの成果報告会が開催されました。

気候変動の大きな要因の1つとされるCO2の排出量削減に向け、生徒らに脱炭素社会について学んだり広く伝えてもらうことで、市民の意識向上や1人ひとりの行動変容につなげてもらおうと、今年度から始まった取組みです。現在は、地球温暖化が飛騨市へ与える影響、脱炭素化の意義などを分かりやすく伝え、日常的に取り組める簡単で具体的な行動などを紹介する冊子『ひだゼロカーボンガイド』の発行に向け、最終調整を行っています。冊子は年内に各戸へ配布されるそうです。

当日は、このマイプロに参加した生徒らが、訪れた市民や市職員など約40人を前に取組みの成果や思いなどを発表しました。

地球温暖化や気候変動について座学で学ぶだけでなく、再生可能エネルギーを活用する太陽光発電施設や水力発電施設などを見学。太陽光や飛騨市の地域資源である豊富な水を有効活用し、CO2を排出せずに一般家庭を支える電気を作っていることを学んだと発表しました。また、エコサポーターの方からごみの分別やリサイクルと脱炭素との関係を学んだり、家庭ごみを正しく分別する方法なども学んだと説明。こうして得た学びを、より多くの人に広める手段としてガイドブックを作ることにしたと紹介しました。

「脱炭素は毎日の暮らしの延長線上にある」「すぐにできる身近な取り組みがある」と指摘し、「市民の皆さんが楽しみながら脱炭素に取り組んでくれることを願っています」などとメッセージを述べました。

発表を聞いた都竹市長は成果を高く評価し、「学んだことを生かして自分の行動につなげていくと同時に、周囲の皆さんに伝えていくことも大事。ジュニアエコサポーターなどの仕組みも考え、学んだことをどう広げていくかにも取り組んでほしいです」などと話しました。

当日の様子

古川中3年生有志が取り組んだ脱炭素の取組みの成果を発表
古川中3年生有志が取り組んだ脱炭素の取組みの成果を発表
古川中3年生有志が取り組んだ脱炭素の取組みの成果を発表
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