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万波山林保全活動の「自然共生サイト」への認定を報告

印刷用ページを表示する掲載日:2025年12月15日更新

12月9日(火曜日) 市役所

宮川町万波地内の水源涵養保安林を所有する関西電力(株)と、同社から委託を受けて維持管理作業を行う飛騨市森林組合による合同での環境保全活動が、環境省や農林水産省、国土交通省などが主催する「生物多様性 自然共生サイト」に認定されたことを受け、関係者が市役所を訪れて都竹市長に報告しました。

自然共生サイトとは、「原生的な自然生態系が存する」「希少な動植物種が生息生育している」など一定の条件を満たす区域において、民間による活動などによって生物多様性の保全が図られている取り組みを認定する制度。令和5年度からこの認定制度が始まりましたが、今年4月には「地域生物多様性増進活動促進法」として法制化されたところです。

今回認定を受けたのは、関西電力が今年から令和12年までの5年間にわたり、所有する約2,279ヘクタールの山林で行う推進活動実施計画に基づき、下草刈りなどによって広葉樹林の改良を図る山林事業、スギ・カラマツ植林地の間伐などを行う森林整備を通じて、生物多様性の保全や防災などにつなげるという取組み。すでに長年にわたって同様の取組みが行われてきましたが、今回改めて高く評価され、飛騨市内では初めてとなる同法に基づく認定を受けたそうです。

当日は、関西電力(株)北陸支社長の三澤誠さん、飛騨市森林組合代表理事組合長の上川渡福雄さんらが来訪され、都竹市長と歓談しました。

都竹市長は「自然に目を向けること、守っていくことの大事さを改めて認識していただけるもので、非常に意義のあること」「自然豊かなところなので、活かして目を向けていただければ価値がある場所。大事にしてもらえるきっかけになれば」などと話しました。

三澤支社長は「水力発電事業を行っていくうえで自然や水は非常に大事。森林組合さんにご協力いただきながら森林を保全していくのは、水力発電事業にとっても重要なことです。地域のためにもお役に立てれば」とあいさつしました。

当日の様子

万波山林保全活動の「自然共生サイト」への認定を報告
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