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飛騨神岡高生が神岡中学校で租税教室を実施

印刷用ページを表示する掲載日:2025年12月15日更新

12月10日(水曜日) 神岡中学校

飛騨神岡高校でビジネス会計系列を選択した3年生が、神岡中学校の3年生47人を対象に、税に関する基礎知識や意義などを分かりやすく学んでもらう租税教室を行いました。

高山税務署などと連携し、これまで学んできた税に関する知識を生かして行う授業で、5年ほど前から毎年行っているそうです。

この日は、納税によって社会生活が成り立っていることや税金には約50種類あることなどを紹介しながら「税金は必ず法律によって決まっている」「所得に応じた税率を課す累進課税や、消費税のようにすべての人に等しく適用する定率の課税など、さまざまな方式を組み合わせて公平さを担保しようとしている」ことなどを説明しました。

国際比較では日本の消費税率は低いとしつつも、消費税率が25%と高いスウェーデンでは教育費が大学まで無料、医療費もほぼ無料と社会保障が日本よりも手厚く、国民の幸福度が世界第4位だという現状も紹介しました。

税にまつわるクイズも行い、拾ったお金にも税金がかかること、過去の日本に実際にあったウサギ税や海外のポテトチップス税なども紹介。例題を出してグループごとに公平な徴税方法を考えてもらうワークショップも行いました。1億円の札束と同じ重さも体験し、生徒らはその重さに驚いていました。

授業を受けた谷口瑠海さんは「分かりやすい説明で、クイズもあって面白く学べたので税金に興味がわきました。国によって税金が違い、手厚い医療や教育を受けるためには高い税金を払うことが必要なんだと分かりました」と感想を話しました。

授業を行った中島彪翔さんは「授業の準備をする中で自分も税金についてより深く知れましたし、教えることで自分のキャリアアップにもつながりました」と話していました。

この日は「租税教育の推進に尽力し」「租税の役割や国民の納税の義務についての正しい知識の普及に多大な貢献をされた」として高山税務署から神岡中学校に対して贈られた感謝状のお披露目もありました。

当日の様子

飛騨神岡高生が神岡中学校で租税教室を実施
飛騨神岡高生が神岡中学校で租税教室を実施
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