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蕪(かぶ)テーマに伝承作物のお話会と試食会を開催

印刷用ページを表示する掲載日:2025年12月22日更新

12月13日(土曜日)SATOYAMA STAY

市内で受け継がれてきた食文化を継承しようと、市が認定する“伝承作物”のお話会とミニ試食会が古川町で開かれ、郷土料理に関心のある約20人が参加しました。

お話会は「ソヤ畦畑」の森本悠己さんが司会を務め、いずれも生産者の田口理子さん(河合町)が「小無雁かぶら」、荒谷勇さん(宮川町)は「種蔵紅かぶ」、中野多千子さん(神岡町)は「船津かぶら」について語られました。

森本さんは伝承作物について「どういう人が、どういう場所で、どういう思いで生産してきたか。そんな思いを知ってほしい」と。生産者の方々は雪の中から掘り出して持参した蕪を手に、江戸時代から続く栽培の歴史や、種子を残して後世につなぐ苦労など栽培に寄せる思いを話しました。

荒谷さんは種蔵紅かぶについて「江戸時代から昭和40年代まで20軒以上の農家が作っていましたが、今ではわずか4軒になってしまいました。なんとか種だけは残そうと栽培管理に努め、現在、3年分の種を保管できています」と。他の生産者の方々も「交配によって蕪の形や色が変わらないように気を付けています」など、いろいろ苦労されているようでした。

この後、生産者を囲み、切漬けや長漬け、丸漬けといった好みの漬け方など漬物談義に花を咲かせ、料理とレシピの作り手・鹿島なつきさん(高山市)が創作したオリジナル料理に舌鼓を打ちました。

メニューはそれぞれの蕪を使った漬物を始め、ソテーや焼き浸し、生のままの千切り、赤く染まった透明感のある美しいスープやポタージュなどバラエティーに富んでいました。

参加した八ツ三館若女将の池田果乃子さんは「種類の多さにびっくり。生産者の思いなど背景がよくわかりましたので、お客さまにプレゼンテーションできたらいいなって思います。いろいろいただいて蕪のイメージもふくらみ、食感や味、硬さ、やさしさなどおもしろい食材だと思いました。試食では『種蔵紅かぶごと一本焼き』がとてもおいしかったです」と話していました。

当日の様子

蕪(かぶ)テーマに伝承作物のお話会と試食会を開催
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