12月19日(金曜日) 飛騨古川郵便局
増島保育園の年長園児が飛騨古川郵便局を訪れ、自宅へ宛てて書いた年賀状に切手を貼ってポストへ投函したり、郵便局の内部を見学したりする「リアル郵便ごっこ」を行いました。
同園では、相手のことを思いやりながら手紙を書いたり、園内に設置した郵便箱に投函するなどの「郵便ごっこ」遊びを通して、学校へ入学する前に文字を覚えたり、手紙の出し方や届き方などの社会勉強を行うなど、子どもらの健やかな成長をめざした取り組みをしています。
今回は社会見学を兼ね、よりリアルに社会の仕組みを体験できる「ごっこ遊び」として実施。事前に自分たちで書いた年賀状を持って郵便局を訪れ、現金で切手を購入してその年賀状に貼り、局の前に設置されたポストへ投函するまでの流れを体験しました。
園児らは、園の職員からお金の種類や郵便物が届く流れなどについて説明を聞いた後、この日のために局内に設置された特設販売コーナーで局の職員からそれぞれ切手を購入し、年賀状に貼りました。また、日本郵便のオリジナルキャラクター「ぽすくま」も登場し、ふれあいながら年賀状をポストへ投函。無事に投函までを達成して笑顔を見せる子もいました。
この日は、局の職員の案内で施設内も見学し、郵便物の仕分けを行うスペースや配達用のバイクを興味深そうに見ていました。最後に局から文具のプレゼントもありました。
吉田昊生君は「ポストに入れるのが面白かった」、井上瑛晴君は「年賀状をポストに入れる時にドキドキした」と感想を話していました。
三木忠裕局長は「日本の手紙文化を継承していきたいという思いはありましたが、どうしたらいいのかの手段が見あたらなかったところ、こうした機会をつくっていただきました。誰かに手紙を書きたいという気持ちを育む機会になれば。できれば今後も継続していきたいです」と話し、子どもらの笑顔に目を細めていました。









