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高校生が薬草化粧水作りのワークショップを開催

印刷用ページを表示する掲載日:2025年12月23日更新

12月20日(土曜日) ひだ森のめぐみ

飛騨の薬草を活用した美容に関して研究を進めている市内の高校生「Y3K」が、「飛騨の恵みで作る薬草化粧水」と題したワークショップを初開催しました。

「Y3K」は2年前、神岡中学校の生徒3人が探究学習の一環で薬草活用に取り組んだ際に結成。メンバーの1人である野上莉彩子さんが高校進学後も研究を続けており、薬草の化粧水作りなどに取り組んでいます。

今回は、薬草について学びながら日常生活で使えるオリジナルの薬草化粧水やチンキを手作りし、飛騨の薬草の魅力を実感してもらおうと企画。初めての開催ということもあり、吉城高校の学校設定教科「ESD」の一環で薬草を使った美味しい料理を通して薬草の普及を目指している皆さんにも協力を依頼し、実現にこぎ着けました。

この日は、愛知県や高山市など市内外から13人が参加。最初に野上さんがメナモミやクロモジ、ヨモギなど6種類の薬草について効能や用途などを紹介。参加者は手に取って薬草の匂いを嗅いだりしました。

その後、香りや学んだ効能などを参考に、用意された4種類の薬草チンキを思い思いの分量でブレンドし、精製水とグリセリンを加えてオリジナルの化粧水を完成させました。参加者は互いの化粧水を交換して香りを比べたり、肌につけて感触を確かめたりしました。ヨモギやクロモジを小瓶に詰め、ホワイトリカーを入れて薬草チンキ作りも行いました。

参加した古川町の島内紬希さんは「こうしたワークショップに参加したのは初めて。分かりやすかったし楽しく作れたので、機会があればまた参加したいです」「私も高校生ですが、今の若い人は薬草に興味がないのかなと思っていました。今回は高校生がやってくれたので、安心して参加できました」と喜んでいました。

初めてのワークショップを終えた野上さんは「薬草についてもっと話せると良かったですが、作った化粧水を肌につけて薬草の効果を感じてもらえたようなので良かったです」と胸をなでおろしていました。

当日の様子

高校生が薬草化粧水作りのワークショップを開催
高校生が薬草化粧水作りのワークショップを開催
高校生が薬草化粧水作りのワークショップを開催
高校生が薬草化粧水作りのワークショップを開催
高校生が薬草化粧水作りのワークショップを開催
高校生が薬草化粧水作りのワークショップを開催
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