1月15日(木曜日)~16日(金曜日)市役所ほか
公益財団法人日本生産性本部が国の地方創生人材プランの一環で、2日間にわたり「地方創生カレッジin岐阜県飛騨市~関係人口と育む‟まちの変化”飛騨市で見つける共創のカタチ」を開催しました。
これは、地方創生の現場で活動する人たちを対象にした体験型セミナーで、高知や島根県など県外を中心に32人が参加。カレッジでは市民と地域外の人をつなぐ関係人口創出事業「ヒダスケ!」に関する講義やフィールドワーク、グループワークなどが行われました。
冒頭、事務局を務めた一般財団法人地域活性化センター関係者が「活動や交流を通じて得られた知識、ノウハウ、ネットワークを持ち帰り、新たな事業に取り組んでください」とあいさつ。都竹市長は「市のファンクラブからの流れを汲み、多くの人と交流し、楽しい時間を過ごす中でここまで来ました。今回の活動でエッセンスを学んでいただき、それぞれの地域に持ち帰って新たな取り組みに置き換えてほしい」と述べました。
この後、市ふるさと応援課の舩谷奈歩さんが「実践と研究から見る飛騨市の関係人口」と題して講義を行い、これまでの関係人口の研究内容やヒダスケ!のモデルが飛騨市モデルとして全国で参考にされていることを紹介。
続いて(株)ヒダカラ代表の舩坂香菜子さんが「ヒダスケ!の設立背景と舞台裏」と題して、市役所出向中に取り組んだヒダスケ!に関して紹介。舩坂さんは「住民に声を掛けて空気をつくり、地域が望むものをみつけ出したことが設立につながった。新規事業は作るものでなく‟見つける”ものです」と話していました。
また、岐阜大学の高木朗義教授は「種蔵の挑戦と地域の変化」と題して講義を行い、10年先の宮川町種蔵を見据え、美しい風景を守り、未来を考えるノウハウについて話しました。ヒダスケ!と一体となり、学生とともに取り組んだこれまでの活動を振り返り「本来、大学研究室でやろうと思っていましたが、飛騨市が先行して取り組んでしまいました」と会場の笑いを誘っていました。
フィールドワークではこの日が「三寺まいり」と重なったことから、参加者で市街地にずらりと飾りつけられた「雪像ろうそく」の点火のお手伝いを体験しました。
2日目は、都竹市長による飛騨市の関係人口の取組みに関する講義に加え、ふるさと種蔵村副村長の高木朗義さんの進行で、市総合政策課の上田昌子さん、「ヒダスケ!」事務局の永石智貴さん、ヒダスケ!プログラム主催者の池田農園池田俊也さん、参加者の小澤寛子さんの5名よるトークセッションが行われました。
後半はグループに分かれ、それぞれの地域が抱えるリアルな課題をもとに、解決につながるプログラムを考えるグループワークに取り組みました。
参加した高知県中山間地対策課の集落活動サポーター中山孝一郎さんは「都竹市長の掲げる『うれしい、楽しい、おもしろい』に職員の皆さんのアイデアやヌシの存在、担当者のコーディネート力が加わり、現在のヒダスケ!があるのだと実感しました。飛騨市での学びはとても有意義で、今後の活動に成果を生かしたい」と意気込んでいました。