2月19日(木曜日)市役所教育長室
バッハやバロック期の楽曲の腕を競う国内最大級のピアノコンクール「第16回日本バッハコンクール」中学C部門で、古川中1年の井上佳音さんがトップの「金賞」を受賞しました。
この部門は中学生で最もレベルが高いクラスで、金賞は各地の予選を経た約50人で争われ、上位5人のみに贈られるものです。井上さんは富山県で行われた地区予選をトップ通過し、全国の切符を手にしました。
全国大会は今月14日、東京のコンサートホールで開かれました。大会前の9日、下出教育長の激励を受けられた井上さんは「練習の成果を出し切り、金賞をめざしてがんばります」と力強く抱負を述べていました。
全国大会では課題曲のJ.S.バッハ『フランス組曲第6番』から、予選と同様「ジーグ」と「ブーレ」の2曲を演奏しました。
井上さんはこれまで国内最大級の「ピティナ・ピアノコンペティション」(一般社団法人・全日本ピアノ指導者協会主催)などにも出場されていますが、バッハコンクールに寄せる思いは強く、会場では本番直前までホールの様子と音色の響き具合を確かめるためピアノに向かっていたそうです。
そんな努力の甲斐あり「本番では学んだことを全部出し切ることができました」と笑顔で大会を振り返り、5人の審査員からも「音質が良く、音が輝いてよくそろっていた」「エネルギー溢れる演奏で好感が持てました」「明るく豊かな響きで生き生きと弾けていた」「メリハリがよく、響きが安定し、表情も豊かでした」「音がクリア。バランスや流れがよく、軽やか」などと高い評価を得ることができました。
19日の受賞報告会で井上さんは「思い通りに弾けないことが続いたこともあったので、とてもうれしい。母親も審査結果を受けてびっくりしていました」と話すと、下出教育長は「小学生の頃から演奏を耳にしていましたが、上達ぶりはすばらしい。可能性をたくさん秘めていますので、さらに自分の納得できる演奏でがんばってください」とエールを送っていました。
「日本バッハコンクール」は”音楽の原典を学ぶ”をコンセプトとするピアノコンクールです。地区大会は全国45か所で開催され、今回は幼児から大人まで約7000名が参加しました。


