2月25日(水曜日)神岡中学校
神岡中学校で3年生47人に向けて、義務教育9年間の最後となる道徳の授業が行われました。
生徒たちはこれまで、人間としての生き方について考えを深める学習を重ねてきました。今回は、家族の愛情を実感し、新たな世界へ力強く踏み出してほしいとの願いを込めた、学級担任による渾身の1時間となりました。
授業ではまず、絵本『おおきな木』の読み聞かせが行われました。一本の木が少年を愛し、成長していく彼に実や枝、幹までも与え続ける無償の愛を描いた物語です。生徒たちは無償の愛について意見を交わし、「自分が幸せになるために木を倒してしまうのは悲しい」「悲しい話かと思ったけれど、お互いに愛し合っているのだと思った」などの声が聞かれました。
その後、生徒たちの乳児期や少年期の写真が映されたスライドショーを鑑賞し、これまでの成長を振り返りました。懐かしい写真に、生徒たちの笑顔があふれました。
最後に、生徒には内緒で家族から寄せられた手紙が一人ひとりに配られました。家族との15年間を振り返りながら、真剣な表情で手紙を読み進める様子や、涙ぐむ生徒の姿も見られました。
大前琴音さんは「手紙を読んで、家族が自分を愛し大切に思ってくれていることや、一番そばで見守ってくれていたのが家族だったと感じました。高校でもバレー部に入り、県大会に出場して親に恩返しがしたいです」と話していました。