3月2日(月曜日)市役所
飛騨市教育委員会と同小中学校長会が「令和7年度飛騨市教育実践論文表彰式」を行い、授業改善などを通してさまざまな教育課題に取り組み、成果を上げた教職員を表彰しました。
今年度は小学校5点、中学校7点、管理職1点の応募があり、優秀賞に神岡中学校の山本康将教諭と神岡小学校の井上陸生教諭が選ばれました。
山本教諭は「社会とのつながりを実感できる生徒の育成~社会的事象を自分事として捉える授業」と題して、市議会議長やゲストティーチャーの生き方、思いを教材に、生徒が考案した“飛騨市のために自分たちができること”を提案したり交流する場を設け、「探Q学習」と関連付ける活動に取り組みました。
審査会では生徒が社会とのつながりを実感できる授業活動、また生徒の切実な問いを学習課題とつなぎ、市議会議員への提案や交流活動を行った点が高く評価されました。
一方、井上教諭は「自己有用感を高め、自ら挑戦する児童の育成~『神小のみんなのために』という願いを具現する生活単元活動を通して」と題して、児童たちが自己有用感を高め、自ら挑戦する育成を目指す活動をまとめました。
井上教諭は特別支援学級「たんぽぽ学級」でこの活動に取り組み「誰かの役に立つという喜びを実感させる工夫を通じて、児童が自己有用感を高め、自ら挑戦する姿を引き出す大変すばらしい実践でした」と評価されました。
下出教育長は受賞者に賞状を手渡し「論文はどれも価値があり、今後の教員人生の中で大きな宝物となります。これからも目前の児童生徒の成長を願い、飛騨市の教育実践に寄与していただくことを期待しています」とあいさつ。
この後、市教育研究所の山崎浩巳次長が受賞した各論文の講評を行い「いずれも教育の今日的課題を踏まえて児童生徒の実態や学校課題を明らかにし、継続的、累積的に実践を積み重ねた価値ある論文でした。今後も新たな教師の学びの姿を目指し、自身の教育実践を積み上げられることを願っています」と述べました。
また、今年度は古川中学校の中村裕幸校長も「理念(ミッション)と展望・見通し(ビジョン)を明確にした学校経営~校長のマネジメント力を発揮した教職員の経営参画意識の向上」と題した論文をまとめ、特別賞が贈られました。
優秀賞と特別賞ほかの受賞者は次の皆さん。
新人賞=布俣知哉(神岡中学校)、松葉春汰(山之村中学校)
奨励賞=加納久子(古川西小学校)、酒井瞭(同)
入選=大坪翔(古川小学校)、宮崎莉子(神岡小学校)、片桐理貴人、田中貴彬、岩田圭太、古里泰朗(以上古川中学校)