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歴史講座「史跡の活用と地域づくり-江馬氏館跡×水口岡山城-」を開催

印刷用ページを表示する掲載日:2026年3月20日更新

3月8日(日曜日)神岡町船津座

飛騨市教委は江馬氏館跡の地域資源利活用事業の一環として、滋賀県甲賀市より水口岡山城跡(国史跡)を拠点にまちづくりを進める一般社団法人水口岡山城の会の皆さんを招き「史跡の活用と地域づくり」をテーマに歴史講座を開催しました。

最初に市教委学芸員の大下永さんが「戦国の館を守る・伝える~江馬氏館のこれまでとこれから」と題して「江馬氏館の配置や庭園は室町将軍邸と類似し、京都の上級武士の庭園文化が北飛騨まで伝わり、将軍邸と同様の儀礼を行うことで武家としての権威を示したと考えられる」などと館の特徴を解説し、地域の活性化につながる活用方法について話しました。

また、飛騨神岡街づくり実行委の藤田栄委員長は江馬氏館の利活用事業について「江馬室町饗応膳」や「神岡フレンチ」による祝宴、薪能、読書会、短歌教室、土壁塗りや堀塗り体験など14種類の活用事業について紹介。「今後、さらに幅広い層に参加していただき、つながりの輪を広めたい」と話しました。

次に、甲賀市教委主任技師・小谷徳彦さんと水口岡山城の会代表理事・小山剛さんがそれぞれ「守り、活かす地域のシンボル水口岡山城」「水口岡山城の魅力と未来~歴史を活かしたまちづくり」と題して話されました。

水口岡山城は天正13年(1585年)、東国制覇の足掛かりとして豊臣秀吉の命を受け、家臣の中村一氏によって現甲賀市水口町の小高い山に築かれた城郭です。これまでに石垣や堀、石階段などの遺構を始め、東西の櫓台からはそれぞれ年代の異なる軒瓦が出土し、平成29年に国史跡に指定されました。

甲賀市教委では史跡の保護と活用の両立を図りながら調査をすすめており、一方、水口岡山城の会は城をシンボルとするまちづくりに努め、これまでに城を模した巨大な“バルーン城”や甲賀の忍者などを看板にさまざまなイベントを官民協働で取り組んでいます。

講座では史跡の保存活用と地域づくりに関する対談も行われ、さまざまなイベントを通じて市民の間で“楽しい場所”という意識が定着している反面、事業継承に対する後継者不足といった課題などについて話し合われました。

当日の様子

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