3月24日(火曜日) 飛騨市図書館
認知症サポーター養成講座をすでに受講した皆さんを対象に、より深く学んで自分にできる具体的な支援活動を考え、実践につなげるきっかけにしてもらおうと「認知症サポーター・ステップアップ講座」が開催されました。
認知症サポーターとは、認知症について正しく理解し、認知症の人やその家族を自分のできる範囲で手助けできる人のことです。市では、認知症になっても安心して暮らせる地域を目指し、飛騨市認知症キャラバンメイトの皆さんが市内各地で、認知症の基礎知識や正しい支援の仕方を伝える養成講座を行っています。
これらの学びを実践へつなげる「ステップアップ講座」はこれまでも小規模で開かれていましたが、今回は初めて市内へ広く呼びかけて開催。当日は、ものわすれ相談窓口「オレンジ相談なないろ」の相談員で看護師の工藤佳子さんが講演し、市民22人が参加しました。
工藤さんは「認知症基本法」の施行や、認知症を抱えるご本人が自身の思いを伝えたり暮らしやすい社会をつくる活動を行う「認知症本人大使」「希望大使」が創設されるなど、認知症をめぐる環境が変化していると説明。また、病気や生活習慣など認知症の発症リスクが高くなる要因にふれ「認知症予防には、まず生活習慣病や難聴を治療することが大切」などと強調しました。自身が対応した事例もあげ「ご本人やご家族の気持ちに寄り添った対応を」などと呼びかけました。
後半は、認知症の方やその家族の支援について、日ごろの思いや自分にできそうなことを話し合いました。「しぐさなどに違和感を感じても、なかなか声をかけられない」「介入しようとしても拒否されることがある」などの悩みも打ち明けました。
「飛騨市映像サポートクラブが撮影した昔の映像を見て懐かしむオレンジカフェを開いてみては」と提案した中口功さんは「別の講座でオレンジサポーターの話を聞き、関わってみたいと考えて参加しました。私が撮影した映像も残っているので、できるだけ協力させていただきたい」と話していました。









