3月28日(土曜日)旭保育園
飛騨市立旭保育園では、閉園を前に3月28日に園内の一般開放が行われ、地域の方や元園児ら168名が訪れ、思い出の場所を楽しみました。
神岡地区の園児数減少を踏まえ、今後の施設運営や保育のあり方を検討した結果、令和8年4月から「公私連携型保育所型認定こども園 神岡こども園」が新設されることになりました。これに伴い、旭保育園と双葉保育園は令和7年度末をもって閉園となります。旭保育園では3月26日に最後の卒園・修了式と閉園式が執り行われました。
旭保育園は昭和28年に神岡町立旭ヶ丘保育園として発足し、昭和51年に現在の場所へ移転し名称を改めました。発足から70年以上にわたり、地域の子どもたちや関係者に大切にされてきました。今回の一般開放は、長年親しまれた園とのお別れの機会として企画されました。
訪れた方々は園内の展示や映像、アルバム、園児たちが迎えるために制作したブロックを見学し、2階のテラスや園庭、裏の斜面で遊ぶなど思い思いに過ごしました。
家族とともに訪れた今年度卒園の谷口陽一さんは「今後は避難所になってほしい。野菜や稲などの農作物作りもあり、すべてが楽しい思い出です」と笑顔で話しました。
また、過去に3人の子どもを通わせた桑山茂子さんは「保護者の役員として遠足の長距離引率をしたことを思い出します。当時と今の行事の違いを感じつつ、アルバムを見て懐かしんでいます」と感慨深げに語りました。
さらに、過去に卒園し現在中学3年生の松村仁さんと中谷咲斗さんは「ガッタンゴーに行ったことや裏の斜面で遊んだことをよく覚えています。なくなってしまうのは寂しいですが、子どもたちが楽しく遊べる施設になってほしい」と旧友たちと振り返りました。
青山ひとみ園長は「閉園は大変残念ですが、多くの方にお越しいただき、園での生活を良い思い出として楽しんでいただけたことを嬉しく思います」と話しました。
当日は久しぶりに顔を合わせた方々同士の交流も弾み、園とのお別れだけでなく新たなつながりの場ともなりました。
閉園後も園の施設は子どもたちや地域のために活用される予定で、多くの方々に愛されたこの場所は今後も市民の思い出の一つとして受け継がれていきます。