4月23日(木曜日)旧白木ヶ峰スキー場
4月30日まで県内で実施している「山火事予防運動」の一環で、飛騨市消防本部古川消防署北分署と神岡消防署が山火事訓練を実施しました。
春は空気が乾燥し、強風が吹き荒れる日が多いため、林野火災が多発します。飛騨地域では現在のところ林野火災は発生していませんが、万一に備えて各資機材の取り扱いや給水・送水技術の向上を図り、正確な情報収集を基に的確な火災防御を図る目的です。
この日は県防災航空隊も加わって合同訓練を行う予定でしたが、天候不良により防災ヘリコプターによる空中消火は中止。例年と同じ古川、神岡両消防署から署員20人が訓練に参加し、宮川町北区長の森下真次さんと飛騨まんが王国指定管理者の合同会社PASS代表社員・松永宗憲さん、市消防団の山小瀬和仁副団長(宮川方面隊長)さんが視察しました。
訓練は山菜採りの入山者による焚き火の不始末で出火し「山から白煙が見える」と通報が入ったという想定で実施。現場では現地本部を立ち上げて状況を確認した後、資機材を担ぎ、足元の悪い斜面を300メートルほど駆けのぼって消火活動を実施。さらに延焼を確認したという想定で背負い式ジェットシューターを使った放水訓練も行われました。
また、ドローンを使って火災の進行状況を偵察したり、付近の入山者に上空から危険を知らせる訓練を行いました。
訓練の後、神岡消防署の山下公司署長は「情報共有などの連携や消火活動は円滑に進みましたが、岩手県大槌町で大きな山林火災が発生しています。この時期は空気が乾燥し、山菜採りなどで入山者が増えるので林野火災には十分注意し、初動訓練を始め、消火活動の手順をしっかり確認して大きな災害に備えてほしい」と講評。
視察した森下さんは署員らを前に「きびきびと訓練していただきありがとうございました。今後も安心安全な暮らしができるように住民を守ってほしい」と話しました。