5月2日(土曜日)~6月28日(日曜日)飛騨市美術館
今年度上半期の常設展「土着との出会い~蒲雄二の還る処」が飛騨市美術館で始まりました。古川町出身の故・蒲雄二さん(享年85)は東京を拠点にメキシコやアメリカ、インドなどに渡航し、海外の文化や暮らしに寄り添いながら作品を描かれました。
蒲さんは大学卒業後、絵画教室や創作活動に専念。1966年からは抽象美術の代表的な団体の一つ、モダンアート協会主催の公募展に出品を重ね、91年には「亜細亜現代美術展」で理事長賞を受賞されました。99年、同協会会員に推挙されました。
常設展には米国アリゾナ州のホピ族の居住地で描かれた『夜のホピメサ』や宇宙の融合をテーマにした『Cosmic Fusion』、副題にもなっている大作『還る処』など9点のほか、絵筆やパレットといった画材、クロッキーなども展示されています。
初日は海外からの観光客も訪れ、チリから訪れた女性は「日本で美術に触れる機会はあまりありませんが、作品を通して、この方の伝えたいことや表現したいことがよく理解でき、感動しました」と話していました。