5月8日(金曜日)池ケ原湿原
宮川小学校の児童8人が「ふるさと大好きあゆっこ探検隊」をテーマに、池ケ原湿原の魅力を伝えるガイドにチャレンジしました。これは豊かな自然と地域、学校が連携した探究活動で、昨年に引き続き行われました。
児童たちはこの日のため、池ケ原湿原自然保護センター所長の岩佐勝美さんからこの時期に見られるミズバショウなどの植物や湿原の保全活動、ガイドのポイントなどについて教えてもらい、自分たちで資料を作り、実際に現地へ出掛けてリハーサルも行いました。
当日は観光客や地域の方と湿原の木道を散策し、ミズバショウやザゼンソウ、黄色い花を咲かせるリュウキンカ、湿原の小川に生息するイワナの生態などについて、クイズを交えながら解説。また、湿原植物を保護するためのヨシ刈り、イノシシやニホンジカの食害を防ぐ電気柵の設置といった保全活動に汗を流す人たちの苦労話なども紹介しました。
また、湿原にまつわる伝説『ニコイの長者と菅沼の長者』を朗読したり、「湿原は山からしみ出る水でできています。澄んだ水の美しさを感じてください」と関心を誘い、夏や秋に見られる植物を紹介し、「ぜひ夏も来てください」とラブコールを送ったりしました。
終了後、リーダーの大下花さん(6年)は「緊張しましたが、最初の全体説明や説明のポイントも間違えず、きちんと引率することもでき、リーダーとしての役割をやり切れてよかったです」と話しました。
富山市から訪れた小西和夫さんと廣子さんご夫妻は「新緑が美しく、野鳥の声やせせらぎの音に心が洗われました。ミズバショウは見ごろを過ぎていましたが、子どもたちのガイドという思わぬプレゼントをいただけてラッキーでした」と笑顔を見せ、また、地元の佐藤健一さんは「湿原の貴重な自然や自分たちで考えたことなども上手に発信し、初めて知ったことなどもあって楽しませてもいました」と話していました。
岩佐さんは「緊張すると言いながらも練習の成果を発揮し、植物のことなど自分たちで考えた池ケ原湿原の魅力をハキハキと話すことができました。伝えたいという気持ちがよく伝わり、合格です」と講評しました。