6月8日(月曜日) 古川町コミュニティセンター
古川町の地区ふれあい集会全体会議が開催され、約150名の参加者が講師から子どもを取り巻く現状を聴き、地区ごとで関係者の連携について話し合いました。
古川町の地区ふれあい集会は、青少年健全育成活動の一環として地域活動の促進、家庭教育の充実と子どもの見守り体制の充実を目的に組織されています。全体会議は古川町内の小中学校地区委員、子ども会育成会、民生委員児童委員・行政区長など子どもに関わる大人が一堂に会する場であり、今回で31回目の開催となりました。
当日は、飛騨警察署生活安全課の堀裕一郎課長から、子どもの身の回りにある危険を防ぐための防犯アプリの紹介やネットを介したSNSやオンラインゲームに潜む危険について説明がありました。堀課長は子どもの異変に気づけるよう「普段から子どもとのコミュニケーションを大切にしてください」とアドバイスしました。
続いて、市教育委員会事務局学校教育課の中島英人課長からは、令和2年度から始まった飛騨市学園構想について説明がありました。本構想で、学習面においては従来の受け身から、児童・生徒本人の願いや想いに重きを置く探究学習に力を入れるものです。取組みの一例として、子どもたちの学びの成果発表の場として毎年冬に開催される探究フェスや、地域の方々の協力を得てピザ窯を復活させ、地域産食材を使ったピッツァづくりの実例なども紹介されました。令和6年度の調査によると、「地域や社会をよりよくしたい」と思う児童・生徒の割合が令和2年度の倍以上に増加しています。学園構想による目指す未来の創り手像の実現に向けて、学校・家庭・地域・まちのそれぞれの役割が示され、地域ぐるみで子どもを育てる大切さが参加者に伝えられました。
また、飛騨警察署交通課の平野真一郎課長からは、4月から導入され話題となった自転車の青切符について説明がありました。青切符は16歳以上が対象で、悪質または危険が伴う違反には罰金などが科されますが、悪質でない場合は指導や警告にとどまり、過度にナーバスになる必要はないとのことです。自転車は通行可能な標識がある場合や、13歳未満や70歳以上が運転者など特定の条件で歩道通行が認められていますが、車両である自転車は歩行者の通行を妨げてはいけないことも伝えられました。さらに、事故で亡くなるケースの多くが頭部損傷であることため、ヘルメット着用の重要性も強調され、参加者はうなずきながら聞いていました。
最後に、岐阜県青少年育成推進指導員の橋本誠さんが挨拶し「子どもを守るためには大人が見本となることが重要」「夏休みも近づいており、地域や家庭などそれぞれの立場で子どもを見守って欲しい」と心構えを話して会は締めくくられました。
全体会議終了後は地区ごとに分かれ、青少年育成推進員を中心に地区運営委員会議が開かれ、今後の各地区でのふれあい集会のあり方などについて話し合われました。