6月29日(月曜日) 古川町市街地など
外国人向けに自転車の貸し出しや自転車ツアーなどを行う市内の事業者を対象に、飛騨警察署が交通ルール等講習会と、自転車ツアーで走行するコースの危険箇所の点検を行いました。県下初の取組みだそうです。
過去5年間に全国で起きた人身事故のうち、外国籍の人による事故の内訳では「自転車事故」の割合が21.4%と高く、日本国籍の人による「自転車事故」の割合12.3%と比べて約1.7倍と高い状況にあります。
同署では、外国人旅行客が増加している市内でも自転車による交通事故の増加が懸念されることから、外国人旅行客に接する機会の多い事業者に、守るべき道路交通法の要点を伝えてもらったり、ツアーコースの危険箇所を事前に点検することで安全なツアーを行ってもらおうと講習会を開催。飛騨市観光協会職員や自転車レンタル事業者、自転車ツアー事業者など8人が参加し、飛騨署の署員3人が指導にあたりました。
同署の平野真一郎交通課長が講話を行い、昨年の同署管内での自転車への指導警告件数509件のうち、外国人への警告が36件あり、このうち14件が「一時停止違反」だったなどと説明。文化の違いがあるとしながらも「しっかり一時停止する」「ながら運転や片手運転をしない」「信号無視をしない」など5つのルールについて特に注意をうながしてほしいと呼びかけました。また「安全運転を心がけることで、旅行者だけでなく、地元の皆さんの安全にもつながります」と強調しました。
ブレーキやタイヤ、ライトなど車体点検をした後、古川町弐之町から同町杉崎地内までのツアーコースを実際に走行。一時停止場所では停止線の前でしっかり停まること、見通しの悪い交差点では徐行することなどの指導がありました。
飛騨市観光協会の齋藤由宏事務局長は「事故をしたら旅が台無し。自転車レンタルの際、いただいた注意喚起のプレートを見せて安全運転を呼びかけ、観光客と住民が互いに気を付けあうことがしていけたら」と話していました。









