7月1日(水曜日) 河合振興事務所横「雪蔵」、河合町稲越「雪室」
河合町天生の湧水で仕込んだ純米吟醸酒を天然雪の雪室で3カ月熟成させる「飛騨かわい雪中酒」の蔵出しと出荷の作業が行われました。
雪中酒は、豪雪地帯として知られる河合町の豊富な雪を活かし、真夏まで雪室の中で寝かして熟成させることでまろやかな味わいに仕上げる特産品。出来あがった酒を雪と一緒に箱に詰め、古川町の黒内果樹園で剪定された長さ20センチほどの桃の小枝を添えて届けます。真夏に雪や桃の花と一緒に楽しめる珍しい日本酒として人気を博しています。
今年は例年の3分の1ほどしか積雪がなく、雪室も例年の10分の1ほどの大きさになったため、河合振興事務所横にある「雪蔵」で熟成させたそうです。大変人気でほとんどが予約販売。リピーターも多く全国各地から注文があります。今年は3日間をかけて4合瓶3,000本を出荷する予定で、初日には1,389本を出荷しました。
この日の作業には(株)飛騨ゆいや蔵元の(有)渡辺酒造店の皆さんなど関係者やボランティアの皆さん約40人が参加しました。「雪蔵」から雪中酒を運び出し、トラックで同町稲越にある雪室まで運搬。作業用のテントでは雪中酒や雪、桃の枝を箱に詰める作業を手際よくこなし、次々と配送業者に手渡しました。
この日はボランティアで「ヒダスケ!」の皆さん4人も参加しました。今春に市内に開学したコー・イノベーション大学の塚ことりさんは「雪中酒のことを知らなくて面白そうと思って参加しました。『ヒダスケ!』でこんなに忙しいのは初めてですが楽しいです。邪魔にならないようにお酒を渡していく作業が大変ですね」と話していました。
飛騨かわいやまさち工房の施設長である栗林弘夫さんは「箱を開けると本物の雪が入っていて、季節のギャップを楽しんでもらえます。添えてある桃は1週間ほどで花が咲くと思いますので、真夏に桃の花を見ながら美味しい生酒を楽しんでください」と呼びかけていました。









