7月10日(金曜日)飛騨市文化交流センター
岐阜県自治連絡協議会総会が飛騨市文化交流センターで開かれ、今年度事業計画などの議案審議に続き、CoIU(コー・イノベーション大学)の宮田裕章特別顧問が「岐阜から考える、これからの大学と地域の姿」と題して講演しました。
同協議会総会は昭和42年に結成し、各市持ち回りで総会を開催。今年度は県内全市の自治協議会等が参加し、岐阜市の神田定夫会長あいさつに続き、都竹市長が歓迎の言葉を述べました。審議に先立ち、飛騨市区長会等連絡協議会の岡田裕会長が議長に選出され、事業報告に続いて理事会や研修大会等事業計画などの議案審議を行い、原案通り可決されました。
続いて、CoIU宮田裕章特別顧問(慶応義塾大学教授)による講演会が開かれました。冒頭、宮田さんはCoIUの設立目的について「新しい社会は地域から立ち上げなければならない。若者が残り、誇りを持ち、学び、働くという地域の多層的なものを結びつけ、新しい未来を創る中核として大学はあります。生成AIが登場し、世界の仕組みが変わり始めた中、人は五感を研ぎ澄ませ、AIとともに未来を切り開かなければならない」と話しました。
また、文化や歴史、自然といった地域の良さが失われつつある中、学びの大切さ、新しい世代とともに地域の未来を創る必要性について語り「自治会長の皆さまは地域の最前線にいます。防災、見守り、祭り、環境、困り事など多くの課題がありますが、これからの大学にとって最も大切な先生です」「辺境とは遅れた場所でなく、問いと実験の”余白”が残る場所。都会のモデルを移植するのではなく、地域の現実から新しい社会OSをつくる場です」と持論を述べました。