7月11日(土曜日) 古川町コミュニティセンター
飛騨市民カレッジの「食」をテーマにした講座の1つとして「蓬莱 渡辺酒造店・特別晩酌の宴~酒米の妙味を愉しむ限定講座」が開かれました。
飛騨市民カレッジは、専門家や地域で活躍している人を講師に迎え、市民の皆さんに日々の暮らしを豊かにしたり夢中になれることを見つけてもらおうと、街全体を学園とみなして展開している生涯学習の場です。「学びに卒業なんてない!」をテーマにさまざまな講座を開催しています。
今回は、古川町の渡辺酒造店の酒造りの伝統や、原料である酒米の種類によって違いが生じる風味や味わいなどを試飲を交えて学ぶ講座。また、蕪水亭OHAKOによる特製のおつまみも試食しながら、料理と日本酒との相性なども体験しました。
この日は、同社が白川村で建設を進めている新工場の杜氏・溝畑利行さんと、同社エンターテインメント部の三好こころさんが講師を務めました。蔵元が講師を務める講座は初めてということもあり大変人気で、市内をはじめ高山市や名古屋市などからも定員を超える応募があり、急きょ定員を増やして対応。日本酒愛好家約20人が参加しました。
最初に三好さんが、明治3年から始まった同店の酒造りの歴史や毎年かけ替える「杉玉」の役割、どぶろくとにごり酒と清酒の違いなどを説明しました。溝畑杜氏は、繁殖力の強い納豆菌を持ち込むことは酒蔵にとって禁忌であることや昔の酒蔵は女人禁制だったことなどを紹介。また、体温と比べて温度に差がある冷酒は飲みやすい反面、体への吸収に時間がかかるため、一定時間が経過した後に急に酔いが回るとし、「『やわらぎ水』をはさみながらゆっくり飲んで」と呼びかけました。
講義の後、同社の銘柄の1つである「W」シリーズの5種類を試飲。参加者は、使われる酒米によって変わってくるという味わいや風味をじっくりと堪能しました。高山市から参加した金柄光俊さんは「Wシリーズはよく買っていますが、今日は最上級の『アンダーグラウンド』まで飲めて良かったです。杜氏の話も面白かったです」と喜んでいました。









