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市民健康講座「和漢薬体験」が行われました

印刷用ページを表示する掲載日:2026年7月27日更新

7月18日(土曜日) 市役所

富山大学と飛騨市が連携して行う市民健康講座「和漢薬体験」が市役所で開催されました。

国内唯一の伝統医薬学の研究所である富山大学和漢医薬学総合研究所の専門家を招き、和漢薬に関する最先端の研究やその成果などについて全5回で学ぶ講座です。今年度第1回目の講座では、同研究所の早川芳弘教授が研究所の概要や活動、和漢薬の基礎などについて分かりやすく紹介したり、生薬を煎じて漢方薬をつくり試飲する体験を行いました。

早川教授は、漢方医学では「陰陽」「虚実」「気血水」などの独自の概念で診察を行い、その診断によってさまざまな種類の漢方薬が処方されることなどを説明しました。また、風邪の初期などに用いられる「葛根湯」と「桂枝湯」について、それぞれに用いられている生薬や効能などを比較。比較的体力があって汗が出ない人には「葛根湯」が、体力が低下傾向にあって自然と汗が出る人には「桂枝湯」が処方されるなどと紹介しました。

また、参加者は「葛根湯」「桂枝湯」「桂枝加芍薬湯」の3種類の和漢薬作りを体験。用意された生薬を不織布のパックに詰めて煎じ器に入れ、600mlの水を加えて40分ほど煎じました。この3種はいずれも葛根、芍薬、甘草、生姜、麻黄、大棗、桂皮といった7つの生薬のうち5~7種を使うなど共通点がありますが、実際に煎じると香りや味が違うため飲み比べも体験。参加者は匂いをかいだり口に含んで味を確かめたりしました。

高山市丹生川町の八木尾修一さんは「薬草の活用については今回初めて知りました。これまで東洋医学や漢方といったものを知ってはいましたが、自分の知らない世界のことで宗教的な印象もあり、実は少し敬遠していました。でも、こうして和漢薬を飲んだり生薬にふれてみてマイナスな印象は無くなって、自分や妻の身体を改善する策として今後取り入れてみたいという考えに切り替わりました。その感情の変化が一番面白かったです。今後、別の講座へも参加したいと考えています」と話していました。

当日の様子

市民健康講座「和漢薬体験」が行われました
市民健康講座「和漢薬体験」が行われました
市民健康講座「和漢薬体験」が行われました
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