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「里山と山の日ミニセミナー」が開かれました

印刷用ページを表示する掲載日:2026年8月14日更新

8月10日(月曜日) 市役所

国民の祝日「山の日」制定10周年を記念して高山市で開かれた「第10回『山の日』記念全国大会」に合わせて来飛された「くまの木里山応援団」(市川貴大団長)が、「里山と山の日セミナー」を飛騨市で開催しました。

同団体は、栃木県の高原山麓などで里山の持続的な保全とその活用などをめざして活動してみえるそうです。この日は「生活で使う資源の供給源としての里山を見つめ直す」をテーマに開催。東京や広島、愛媛などから約20人が参加されました。

開催に先立ち都竹市長は「人口が大幅に減少し、今後人工林で山を経営していくことが非常に難しくなってくる中、天然林の価値を再び見直す時期が来ているのでは」などとあいさつ。(公財)全国山の日協議会の梶正彦理事長は「森林や里山をこれからどう使い、守り、次世代につないでいくかを考えなければいけない。今日のセミナーがその機会になれば」などと話しました。

最初に市川団長が「里山」の定義や役割などにふれながら、関東圏の里山では近年、活用や手入れがされなくなって荒廃が進み、かつての里山が「奥山」化しつつあるなど現状や課題を報告。「地権者を含め、地域の森林を守りたいという人たちを応援すべきでは」などと呼びかけました。また「山の日」制定に至る経緯や意義なども紹介しました。

事例発表では、市林業振興課の職員が飛騨市の現状や「広葉樹のまちづくり」の経緯、その具体的な取り組みと成果を報告しました。

また、宮川町の大工・荒木昌平さんが自身の取り組みについて発表しました。荒木さんは、豪雪など厳しい自然環境で育つ宮川町の樹木について説明。積雪などで根曲がりした木材も、釿(ちょうな)を用いて手作業で木材を削る伝統技術「ちょうなはつり」を習得することで、建築材の一部として使えるようになったと紹介しました。また、環境負荷の少ない作業道を設けることで木材搬出の作業効率が良くなった上、以前よりも環境が良くなり、カワセミなどの鳥が棲息するようになったと報告。思いついたことを日々実践しながら山で「遊ぶ」ことが財産になっていると強調しました。

当日の様子

「里山と山の日ミニセミナー」が開かれました
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