8月29日(土曜日)~10月11日(日曜日) ひだ宇宙科学館カミオカラボ
ひだ宇宙科学館カミオカラボで、企画展「宇宙線~それは天からのメッセージ~」が開催されています。
飛騨市ではスーパーカミオカンデやカムランドなどの世界有数の研究施設があることから「宇宙研究=ニュートリノ」のイメージが強いですが、宇宙から絶えず降り注ぐ高エネルギーの荷電粒子などである「宇宙線」は、ニュートリノと並び非常に重要な研究対象です。現在では世界各地や地球外の宇宙空間でも観測活動が行われており、その起源や性質を調べることは、超新星爆発をはじめとする宇宙でのさまざまな事象を理解する大きな手がかりとなります。
本企画展は、板橋区立教育科学館の協力を得て、飛騨市用にアレンジを加えて開催されているものです。会場には説明パネル8枚が展示され、宇宙線とは何かという基本から、発見の歴史、測定方法、飛んできた方向の探し方を分かりやすく、さらに宇宙線を活用して巨大構造物の内部を透視する「ミュオグラフィ」などの活用事例や今後に期待されることが解説されています。パネル展示のほかにも、東京大学宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究施設から特別貸与された「宇宙線検出器」も展示されており、目に見えない宇宙線への理解を深めることができます。
また、カミオカラボの館内を巡りながら答えを探す参加型のクイズ企画も用意されており、子どもから大人まで楽しみながら学べる工夫が施されています。
企画展の開催期間は10月11日(日曜日)まで。カミオカラボの山田寛人サイエンスコミュニケーターは「飛騨市ではニュートリノになじみが強いですが、この機会に宇宙線を知ってもらいたいです。ぜひこの機会に宇宙からのメッセージに触れてみてください」と来館を呼びかけています。
