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「河合っ子座公演」を前に5、6年生が専門家から歌舞伎の基礎学ぶ

印刷用ページを表示する掲載日:2026年9月15日更新

9月9日(水曜日)、10日(木曜日) 河合小学校

河合小学校の児童らが練習してきた民話劇や太鼓演奏、歌舞伎などを地域の皆さんに披露する「河合っ子座公演」を前に、歌舞伎を披露する5、6年生7人が専門家から歌舞伎の基礎などを学ぶ「歌舞伎教室」が2日間にわたって行われました。

公演当日に披露する演目は『白浪五人男 稲瀬川勢揃いの場』。捕り手に追い詰められた5人の大盗賊が、ひるむことなく堂々と名乗りをあげる、おなじみの場面です。

初日は歌舞伎の概要や演目についての解説、三味線体験などがありました。2日目は児童らが、美濃歌舞伎博物館・相生座の小栗幸江館長の前で、これまで練習してきた演技を披露しました。小栗さんは「セリフをしゃべる時は体を動かさないように」「言葉のおしまいが小さくなって消えちゃうのはもったいないよ」などとアドバイス。所作を実演しながら「客席に向かって体を斜に構えて立つと、かっこよく見えるよ」など歌舞伎独特の所作や台詞回しについて指導しました。

化粧の練習では、小栗さんは「強い人や女の人、捕り手など登場人物それぞれの個性に合った化粧をします」などと話し、「女の人の唇はおちょぼ口になるよう少しだけ色を塗ります」「隈取りの赤色のラインは『良い人』、青色や茶色のラインは『悪者』に使われることが多いです」などと説明。割り振られた役ごとの化粧も実際に行い、児童らは手伝ってもらいながら真剣な表情で取り組みました。

「弁天小僧」を演じる5年生の林奏輔さんは「化粧は初めてで、まゆげや口を思い通りに描くのが難しかったです。眉つぶしとか化粧に順番があることを初めて知りました。本番は絶対に成功させたいので、これまでやったことを全部出し切って取り組みたいです」と話していました。

飛騨市河合町歌舞伎保存会の大下哲矢会長は「ずっと続いている地歌舞伎の伝統を次の世代につなげたいと活動しています。こうして授業で歌舞伎を取り上げてもらうことで、子どもたちも興味を持ってくれて、大人の公演のお手伝いもしてくれます。こういう機会が次の世代に伝統をつないでいくきっかけになっていて、ありがたいですね」と話し、子どもたちの笑顔に目を細めていました。

「河合っ子座公演」は10月3日(土曜日)9時00分から河合小学校の体育館で開催する予定です。

当日の様子

「河合っ子座公演」を前に5、6年生が専門家から歌舞伎の基礎学ぶ
「河合っ子座公演」を前に5、6年生が専門家から歌舞伎の基礎学ぶ
「河合っ子座公演」を前に5、6年生が専門家から歌舞伎の基礎学ぶ
「河合っ子座公演」を前に5、6年生が専門家から歌舞伎の基礎学ぶ
「河合っ子座公演」を前に5、6年生が専門家から歌舞伎の基礎学ぶ
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