9月12日(土曜日)古川町コミュニティセンター
飛騨市では“薬草を活用したまちづくり”について深く理解し、事業に協力いただける個人・団体等を「飛騨市薬草まちづくりパートナー」として委嘱し、薬草の普及に努めています。
新たに加わったパートナーはエーザイ株式会社(各務原市)の創業者、内藤豊次が1971年に日本初の薬に関する博物館として工場敷地内に設立した「内藤記念くすり博物館」です。この日は同館の森田宏館長が古川町コミュニティセンターを訪れ、都竹市長から委嘱状を受け取りました。
市内では12、13日に「全国薬草フェスティバル」が開かれ、会場の一つ、古川町コミュニティセンターは多くの市民らでにぎわいました。森田館長は「会場の熱気に驚きました。飛騨には生薬になる固有種がたくさんあります。今後は和ハーブを広く知っていただく活動に努めたい」とあいさつされ、同館が発行に携わった薬草に関する書籍を市に寄贈されました。
この後、都竹市長は薬草フェスティバルについて紹介した後、「ご縁をいただき感謝します。飛騨市では薬草のまちづくりを始めて4半世紀、全国薬草フェスティバルは今年で3回目を迎えました。全国でもこれほど規模の大きいものはなかなかありませんが、年々大きな輪となり、今年は過去最大規模となっています。今回のご縁を弾みに、さらに充実した薬草のまちづくりを進めたいと思います」とあいさつしました。
この後、内藤記念くすり博物館の特別講演会「薬草園の植物に出会う~見て、触れて、香って楽しむ薬草の世界」が同センターで催され、同博物館の亀谷芳明さんが同館で栽培する約20種類の薬草や薬木を持参し、それらの特徴や栽培方法、利用方法などを紹介しました。
同博物館は約700種を栽培する薬草園と薬木園を始め、資料の展示室や図書館を整備し、社会貢献の一環で無料公開されています。