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運用開始から30年迎え「スーパーカミオカンデ」を一般公開!

印刷用ページを表示する掲載日:2026年10月13日更新

9月19日(土曜日)神岡鉱山坑内の研究施設

東京大宇宙線研究所の素粒子ニュートリノ観測装置スーパーカミオカンデ(SK)が運用開始から30年を迎え、一般公開されました。今年は世界初となる超新星背景ニュートリノの兆候を捉えたという大きなニュースが舞い込み、過去最多の10,000人を超す応募者の中から選ばれた300人が参加しました。

参加者は6グループに分かれ、順次バスで地下千メートルの研究施設へ。実験水槽上部のドーム内に置かれたモニターの前で、ニュートリノの検出によって解明できる宇宙の謎や最新データについて研究者が解説。また、臨場感あふれるVRゴーグルを使って水槽内を覗いたり、光電子増倍管やチェレンコフ光の発光が確認できる電子ビーム照射装置、純粋製造装置などさまざまな機材を見学しました。

富山県から夫婦で訪れた山本孝雄さんは「近いところですし、一度見ておきたいと思い参加しました。どんな装置があるのか、ニュートリノや宇宙の成り立ちについて学ぶことができてよかった」と。

また、トヨタ自動車で月面探査車の開発に携わる愛知県の犬塚健太さんは家族4人で訪れました。犬塚さんは「宇宙の不思議な現象に興味があり、ノーベル賞も受賞したスーパーカミオカンデを見てみたかった。長い坑道を通ってドーム内に入り、スケールの大きさに驚きました」と話していました。

見学後、スーパーカミオカンデ実験代表者の関谷洋之准教授はSK後継機として2028年に観測がスタートするハイパーカミオカンデによる最先端の宇宙物理学に関する研究について「ハイパーカミオカンデが完成するまで、SKが責任をもって超新星爆発を捉える努力を続けたい。この30年間、予想外の連続でした。この先も30年かけてニュートリノの全容解明に向けて努力したい」と抱負を語っていました。

当日の様子

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