9月25日(金曜日)飛騨市図書館
市図書館では“開かれた職員研修”として「絵本の読み聞かせ」をテーマに、今回初めて“市民講座”を開催。職員研修とボランティア養成講座を兼ねたもので、講師に岐阜県図書館の司書を招き「本の選び方」や「読み方のコツ」などを学びました。
職員研修は例年、県外にある図書館の視察や認知症サポーターの養成などに取り組んでいますが、図書館ボランティアの登録者が増加したことや、家庭を始め学校、高齢者施設での読み聞かせが増えているため、図書館の重要なサービスである読み聞かせの知識を習得してもらおうと開かれました。
読み聞かせは子どもたちがことばを覚え、本に関心を持つことができるため、飛騨市図書館でも児童サービスの一環として「おはなし会」などを通じて取り組んでいます。
この日は読み聞かせボランティアや主婦など約30人が参加。絵本の選び方に関して、講師は「絵を追うだけでストーリーが分かるか」「声に出して読みやすいか」「登場人物がすぐに出てきて、動き出すか」「絵と物語のイメージは同じか」といったポイントを紹介し、さらに年齢にふさわしい絵本の選び方について詳しく紹介しました。
例えば、1歳くらいまでは「ことばの音やリズムの心地よさ、絵は色や形が鮮明で温かみがあるか」といったコツを教え、本の紹介や「子どもたちの多くは顔が描かれた絵本に興味を持つようです」と体験談も話しました。
また、集団の場では遠くでも絵本がよく見えるように絵柄がはっきりしたものを選び「後ろの方まで、声を届けるように読んであげてください」と話しました。また、この日は県図書館から約50冊の絵本が運び込まれ、参加者は好きな本を手に読み聞かせを体験。講師は本の持ち方やページのめくり方などについて指導していました。
古川町の主婦、田中晃子さんは「小さな子は読んでもらって初めて絵本やお話と出会い、本のすばらしさやことばを覚えるという話を聞き、改めて読み聞かせの大切さを知りました。これからも読み手と聞き手の心の懸け橋になるということを自覚して、読み聞かせを実践したいと思います」と話しました。
