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山之村小中学校で本格的な中国の伝統芸能「京劇」を鑑賞・体験しました

印刷用ページを表示する掲載日:2026年10月8日更新

10月6日(火曜日) 山之村小中学校

山之村小中学校で、文化庁の「学校巡回公演事業」として、東京都世田谷区の京劇団・新潮劇院で代表を務める張春祥さんら5名の役者を招いた文化芸術鑑賞会が行われ、児童生徒たちが本格的な中国の伝統芸能に触れました。

この事業は、全国の小・中学校でトップレベルの文化芸術団体による巡回公演を実施し、子どもたちの豊かな感性を育むとともに、芸術鑑賞能力の向上や地域間の文化格差解消を図る目的で実施されているものです。会場には地域住民ら約20人も鑑賞に訪れました。

当日は午前の部に90分間の練習を実施。出演する児童生徒たちは京劇特有の本格的なメイクを施し、色鮮やかな衣装を身にまとって登場しました。

今回は「はじめての京劇」として、公演の冒頭では京劇について初心者にも分かりやすい解説が行われました。中国には約400種類の伝統劇があり、歌い方で種類が異なることや、観劇の際は拍手と「好(ハオ)!」という掛け声で演者を応援することなどについて紹介されました。また、京劇の発声練習では「喉を開いて、頬を上げて」と教えを受けながら独特の発声法に会場全体で挑戦しました。さらに、急いで移動する様子や場面転換を動きだけで表現する「走辺(ゾウビェン)」などの技法が紹介され、演者の身振りから情景を想像する楽しさを学びました。

続いて、京劇を代表する演目『覇王別姫』から見事な剣舞が披露されたほか、三国志演義の馬超と張飛の一騎打ちを描いた『二将軍』の上演が行われました。児童生徒たちは両軍の兵士役として迫力ある戦闘シーンに出演したほか、客席の観客も「ジャンフェイチューマー(張飛出てこい)」と声を張り上げて劇に参加し、会場全体で舞台を作り上げました。

終演後、生徒を代表して座主奏さんからは「日本にはない貴重な動きを体験できました」とお礼の言葉が述べられ、上口淳校長は「メイクをし衣装を着て役になりきるという貴重な体験をさせていただき感謝します」と話していました。

また、鑑賞した地域住民の女性からは「初めて京劇を見ましたが、衣装もすばらしく迫力があって感激しました。地域まで足を運んでいただき感謝しています」との声が聞かれ、新潮劇院の常務理事・梅木俊治さんは「学校内だけでなく地域の方々にも見ていただき、京劇を知っていただけることが大変ありがたいです」と話していました。

※「生徒たちも体験した新潮劇院の京劇<外部リンク>」からご覧いただけます

当日の様子

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