10月27日(火曜日) 市役所
市内に開学したコー・イノベーション大学(CoIU)の学生らが、市役所の議場で模擬一般質問を行いました。
同大学の講義の1つ「地方政治入門」を都竹市長が担当しており、これまでに地方自治体の仕組みや地方議会の役割、首長の仕事などの学びを行ってきて、全8回の集大成として実施したもの。同講義を受講している26人が参加しました。
当日は、飛騨地域に暮らす中で得た自らの実感や問題意識、地域住民などへの聞き取りから分かった現状などをもとに、市政をただす項目をそれぞれ用意して本番に臨みました。学生らは4人~7人ごとにグループ「会派」をつくって登壇。議長の指名にもとづいて発言するなど、通常の議会ルールに則って質問を行いました。
質問では、人口減少が進む中での下水道事業など行政サービスのあり方や今後の方向性、飛騨市学園構想の現状と考え方や都市部の学生を招く留学プロジェクトの提案など教育に関するもの、ダイバーシティに関する市の政策や考え方と宗教との関係性など、幅広い分野にわたる質問がありました。
学生自身の身近な暮らしの課題についても、さまざまな意見が寄せられました。CoIU生の居住場所として地域の空き家を活用できるようにする仕組みづくりとその支援、地域のことをより深く学んだり住民との交流をさらに深めるため地域住民のお宅に間借りする「下宿」の仕組みづくり、徒歩や自転車といった移動手段に限られがちな学生の活動範囲を広げるためカーシェアの仕組みづくりを求める意見もありました。すべての質問に都竹市長が回答し、市の現状や課題を説明しながら前向きに検討していく姿勢を示しました。
何度も再質問に挑戦してみたという北川桜子さんは「市長の回答を受けながら再質問を考えるんですが、回答に『穴』がなかなか見つからず焦りました。言葉づかいも普段とは違ったり、目の前に発言時間を示す時計があって緊張しました」「市民の声を聞くだけでなく、議会の進め方や国の制度などをミスなく調べて勉強をしないと議員さんはできないなと痛感しました」「皆さんがこれだけ勉強して準備して行っている議会でのやり取りについて、市民の皆さんはどれぐらい知っているんだろうと思いました。市民への届け方も考える必要があるのでは」と感想を話していました。









