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高校生を対象に性教育講話が行われました

印刷用ページを表示する掲載日:2026年11月2日更新

10月30日(金曜日) 飛騨神岡高校、吉城高校

性に関する正しい知識や心身の健康管理などについて若い世代に学んでもらい、それぞれの未来の生き方に活かしてもらおうと、飛騨神岡高校と吉城高校の生徒を対象に保健講話が行われました。

性別を問わず、適切な時期に性や健康に関する正しい知識を持ち、妊娠や出産を含めた将来設計や将来の健康を考えながら自らの健康管理を行っていく取り組み「プレコンセプションケア」の周知を目的の1つとして開催されました。飛騨市では平成28年から市民向けに同講話を始め、平成30年からは高校生を対象に毎年実施してきましたが、令和5年からは3年に1回、市内の高校へ通う生徒全員に講話を行っています。

当日は、女性クリニック「We!Toyama」の医師、鮫島梓さんが「今、知ってほしい性の話」と題して講演を行い、両校で370人が受講しました。

鮫島さんは冒頭、さまざまな生き方や働き方を自由に選べる時代でも、知識がなかったり健康でなかったりすることで、選択肢自体が減ってしまうと指摘。今、選択したことが未来の健康に大きく影響すると話し、特に男女を問わず妊娠・出産について知ってほしいと呼びかけました。

若い世代が予期せぬ妊娠を確実に避ける手段は、経口避妊薬ピルを摂取することだけと説明しました。また、コンドームでは確実に妊娠を避けることはできないとしつつ、HIVなど特定の性感染症の予防には非常に効果的と強調。一方、性感染症には自覚症状がないものも多く、周囲の人や未来の子どもにも広げてしまう可能性があるため、身に覚えがある場合は早期に医療機関などへ相談することを勧めました。

また、SNSでの性被害にもふれ、犯罪者は1~2年といった長い期間を費やして信頼関係を築こうとしてくるため、信じてしまっても「会わない」ことが前提だとし、会う場合も1人ではなく親や友人と一緒に会うべきだと強調。同意のない性交は犯罪だと強調し、「今の気持ちを大事にして、嫌な時に嫌と言える関係づくりを。言えない場合は関係を避けて」「相談できる人をたくさん持って」などと呼びかけました。

保健委員長の甲谷美羽さんは「講話を通して、性に関する正しい知識を身につけることや相手の同意を得ることの大切さを学ぶことができました」「自分の思いだけで行動するのではなく、相手の気持ちや意思を尊重すべきという話が特に印象に残りました。

当日の様子

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