11月23日(木・祝) 飛騨古川まつり会館
ドローンによる空中撮影を交えながら、飛騨市の魅力を表現した映像の出来栄えを競う「第3回飛騨市空撮コンテスト」の審査会が、飛騨古川まつり会館内の4Kシアターで行われました。
市が進めているドローン活用事業の一環で行っているもの。寄せられた動画は、市のイベントで活用したり、動画サイトに掲載するなどして市のPRに広く活用されます。今回のテーマは「季節の彩り」。市の魅力を3分以内の動画にまとめ、その半分以上を空撮した作品であることが条件です。
都竹市長は「飛騨市の風景がこういうふうに見れるのか、こういうふうに撮れるのかと、新しい魅力の開拓ができています。とても楽しみ。これが飛騨市のドローンの取り組みや飛騨市の魅力を、外に伝えていく新しい切り口になれば」などとあいさつしました。
今回は、東京や愛知、石川など各地から10作品が寄せられました。上映前に作者がそれぞれ作品の見どころやアピールポイントを紹介した後、作品を上映。山之村牧場や江馬氏館跡公園、神岡城などの迫力ある空撮映像、上空からの紅葉や雪景色、市内の観光スポットをていねいに描写する作品が見られました。
空撮映像作家の斎藤三佳さんを審査員長に迎え、他に5人の審査員と約20人の一般参加者による審査で各賞の受賞作が選ばれました。最優秀賞には、作者「ふくちゃん」さんによる『飛騨の秋探し』が選ばれました。「石川県でドローンを使った作品づくりをしていますが、全国的にドローンの規制が厳しいところが多いです。許可を断られる経験を結構してきたんですが、飛騨市では快く許可を出してくださいました。これは結構、貴重なこと。これからの活動で『飛騨、いいよ』と伝えていきたい」と話しました。
講評では、都竹市長が「年々レベルがあがっており、市の魅力の多さにも気づかされました。ドローンを使って映像作品をつくる人にとって全国でも一番いい場所の1つにしていきたい」、斎藤さんは「素晴らしい作品を見せていただけることに感謝しています。皆さん、こんなにも成長されたのだと感じ、私自身もこれから頑張っていきたいです」などと話しました。
他に、優秀賞に『彩りの飛騨』(Yamaさん)と『飛騨市とわたし』(Drolog ASKA DE LEONさん)、市長賞に『飛騨市とわたし』、審査員長賞には『季節の彩り 川と紅葉と歴史』(tommy FPVさん)が選ばれました。