9月28日(土曜日)・29日(日曜日)道の駅スカイドーム・神岡
今年で創業25周年を迎えた道の駅スカイドーム・神岡が2日間にわたり大感謝祭を催しました。「防災ダム見学ツアー」など防災イベント、砂金採り体験、クライミング、タイの三輪タクシー「トゥクトゥク」乗車体験といった特別企画を始め、さまざまな出し物を来場者に楽しんでもらいました。
スカイドーム・神岡は平成11年、神岡特産開発協同組合の物産館として開業。平成18年に「道の駅」として登録され、団体名も「協同組合スカイドーム・神岡」に変更され、現在に至っています。
会場では両日にわたり飲食コーナーや体験コーナー、テントサウナといったアウトドアコーナーなど多くのテントが軒を連ねたほか、獅子舞やバレエ、キッズダンスなどのステージイベントが行われました。また、神岡中学校の生徒会と文化部の生徒約30人が防災用に作った段ボールベッドの紹介や会場運営のスタッフ、ゴミの回収などに汗を流しました。
また、館内では防災イベントの一環で、富山大学都市デザイン学部の安江健一准教授と神通川水系砂防事務所の川田孝信元所長による講演会が開かれ、来場者は地震のメカニズムや土砂災害などに関する話に耳を傾けました。なお、砂金採り体験の収益全額が、市の防災支援金として寄付されました。
2日目朝のオープニングでは理事長の堂野浩義さんが「コロナ禍の4年間は大変苦しい状況の中で運営させていただきましたが、皆さんの協力のおかげで25周年を迎えました。これを機に、さらに賑わいづくりに努めたいと思います」とあいさつ。
続いて、都竹市長があいさつに立ち、「道の駅が元気な所はどの地域も元気と言われ、情報発信においても、集客面でもその地域の核になっています。スカイドーム・神岡は神岡の中心であり、奥飛騨との結節点に当たります。また、施設内にカミオカラボが誕生して6年目を迎え、ハイパーカミオカンデの工事も進んでいます。このスカイドーム・神岡も皆さんの力でますますお客様に喜んでいただける施設になるといいと思います」と話しました。