4月14日(金曜日)市役所
「薬草の宝庫」である飛騨市では健康で豊かな暮らしを実現しようと、平成28年に薬草を普及するプロジェクトを立ち上げました。主に薬草に関するイベントや栽培、薬草園の整備、「全国薬草シンポジウム」や「飛騨市薬草フェスティバル」などの行事にも取り組んでいます。
同プロジェクトチームは市長直轄で、毎年職員の中から希望者を募って運営し、今年は13人に委嘱状が交付されました。組織・職場に関係なく希望者を募ることで、異動にも左右されることなく、継続して事業にかかわることができるため、各部署が所管する事業と連携が取りやすいといったメリットがあります。
この日、都竹市長はメンバーに委嘱状を手渡すと「この事業は官民一体が特徴ですので、一市民として意欲高く参加してほしい。近年、薬草に対する市民の認知は高く、観光ツールにもなっています。このプロジェクトをベースに、さらに大きく飛躍させていきたいと思います」とあいさつしました。
この後、メンバーを代表して総務課の堀辺洸介さんが「薬草と公共交通をタイアップした事業の開発などにも取り組み、それぞれの需要を満たすことができればと思います。横断的な取り組みですので、1年間皆さんと仕事できることを楽しみにしています」と抱負を述べました。