ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 広報ひだ > 飛騨の匠がつなぐ縁~古川小が秋田県東大曲小とウェブ交流

飛騨の匠がつなぐ縁~古川小が秋田県東大曲小とウェブ交流

印刷用ページを表示する掲載日:2023年2月28日更新

2月16日(木曜日)古川小学校

かつて古川の宮大工・甚兵衛が造営したとされる秋田県大仙市にある「古四王神社」が縁で「飛騨の匠・甚兵衛」について学ぶ秋田県東大曲小と古川小が初のウェブ交流を開きました。これは、飛騨市五社神社の宮司・上杉千文さんが昨年5月に大仙市を訪れ、古四王神社の氏子連と交流した際、東大曲小6年生が「総合的な学習の時間」で甚兵衛について学んでいることを知り持ち上がった交流会です。両市の市長が快く合意し、実現したそうです。

古四王神社は室町時代末期に造られ、独創的で細やかな彫刻が施されていることから、秋田県初の国重要文化財に指定されました。しかし、作者など詳しいことは分かっていませんでしたが、昭和5年、旧文部省が修繕した際、棟札に「古川村 大工 甚兵衛」と記されていたことから優れた木工技術を持つことで知られた飛騨の匠の作品ではないかと言い伝えられています。

この日は東大曲小から11人、古川小からは65人が画面を通して初顔合わせです。両校の児童たちはお互いの町や学校生活の様子などを紹介しました。東大曲小の児童たちは鬼の姿をした「なまはげ」など伝統文化や、秋田の食材として人気の「いぶりがっこ」という漬物の燻製を紹介すると、古川小の児童たちは「なまはげ」について「なまはげはみんなの家にも来ますか?」などと盛んに質問を投げかけてたいました。この交流の様子は上杉千文さんと、同校ふるさとアドバイザー・澤史朗さんも訪れて見守っていました。

参加した6年生の塚腰咲音さんは「東大曲小学校との交流はとても楽しかったです。お互いの学校や地域のことを知ることができて良かった。飛騨にしかない言葉や大仙市にしかない言葉、初めて出会った言葉もあっておもしろかったです」と感想を述べ、また下出尚弘校長は「お互いの学校が日ごろの学習で身につけた力を発揮し、伸び伸びとしてほほえましい大変良い交流ができました」と話していました。

 

ウェブ交流の様子(1)

ウェブ交流の様子(1)

 

ウェブ交流の様子(2)

ウェブ交流の様子(2)

 

ウェブ交流の様子(3)

ウェブ交流の様子(3)

 

ウェブ交流の様子(4)

ウェブ交流の様子(4)

 

ウェブ交流の様子(5)

ウェブ交流の様子(5)

 

ウェブ交流の様子(6)

ウェブ交流の様子(6)