2月25日(土曜日)飛騨市文化交流センター
お茶の間で人気のさかなクンが講師を務める「飛騨市民カレッジ特別講座」が開催されました。飛騨市教委ではアカデミックな講座を市民におもしろく、楽しく学んでもらおうと昨年度から市民カレッジを開催しています。
この日、会場は親子連れらでびっしり。お馴染みの帽子に白衣を着たさかなクンが拍手に迎えられ登場すると、さっそく大きなB紙を白板に貼って魚の絵をカラフルに描きながら「ギョらんください。飛騨の川にはアマギョちゃんやヤマメちゃんがたくさん棲んでいます。アマギョちゃんは甘い、うまいが語源です。サツキマスと同じ仲間で、このことを発見したのは岐阜県の水産試験場です」と、山深い飛騨ならではのアマゴやイワナ、アユなど川の魚や海の魚を描きなから独特のおしゃべりで魚の生態などを紹介しました。
また、講座ではクイズがいくつも飛び出し、正解者にはさかなクンがB紙に描いた魚の絵をプレゼントし子どもたちも大喜びでした。講座の最後は川や海の環境保護を子どもたちにも分りやすく訴え「海中を漂うペットボトルやレジ袋をお腹をすかせた魚はクラゲと思い、食べてしまいます。魚はのどが渇くとクラゲを食べて水分を取るのでクラゲと間違えてしまうのです」と警鐘を鳴らしました。
この日は令和3年の飛騨市民カレッジ創設時に作られた校歌の発表会も行われ、市内外の有志でつくるバンドJug-Gが歌と演奏を披露しました。