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「生成AI活用推進プロジェクト」が始まりました

印刷用ページを表示する掲載日:2024年8月8日更新

8月7日(水曜日) 市役所

市職員が最新の「生成AI」の仕組みや活用法を学び、既存業務の効率化や課題解決につなげる「生成AI活用推進プロジェクト」が始まりました。

「生成AI」とは、テキストや画像、音声など与えられた大量のデータやパターンから学習し、新しい価値をもつデータを創り出す人工知能システムです。近年の人材不足や採用難、働き方改革にともなう業務効率化の必要性などから自治体業務でもその活用が求められています。日々進化をとげ、世界中でその活用が進んでいますが、日本ではビジネスへの導入が非常に遅れているという指摘があります。

飛騨市では、3ヵ月にわたって実践型の研修を行うことで、市職員の「生成AI」活用スキルの向上を図り、業務において「生成AI」を活用できそうな課題を発見することを目指します。各部局から選ばれた16人がメンバーで、10月までの期間中に6回の研修を行い、「生成AI」を用いた「SNSやメルマガの作成」「イベントチラシの作成」「企画書の作成」「庁内問い合わせボットの作成」などについて実践を交えながら学ぶ予定です。

この日は、プロジェクト始動に向け、学びの方向性やカリキュラム、必要事項の確認などが行われました。講師の1人となるフューチャーアーキテクト(株)の住健太さんは研修を通じ、「あんき」や「誇り」を創出し、ファンを増やし、街を元気にすることを目指し、特に未来を支える「人財」の創出につなげたいと思いを語りました。

また、「生成AI」は何でもやってくれるものではなく、導入に際しては新たな仲間を増やすイメージで、最初はできないことや間違いもある「新入社員」のようなものだと紹介。実際の「生成AI」サービスを用いてのデモンストレーションもあり、「飛騨市の名産品を教えて」「五平餅についてのエッセイを書きたい」などの課題をあげ、どのように回答が寄せられるかを具体的に示しました。

プロジェクトメンバーの1人である飛騨市消防本部神岡消防署救急課の布施晴雅主任は「『生成AI』はプライベートでも仕事でも使ったことはありません。今後の研修の中でさまざまな活用について学び、どのように自分の業務に使えるかを考えていきたいです」と話しました。

当日の様子

生成AI活用について学ぶ市職員の様子

生成AI活用について学ぶ市職員の様子
生成AI活用について学ぶ市職員の様子​​
生成AI活用について学ぶ職員の様子​​