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東京大学教授陣による「山と宇宙と希望の学校in神岡」が開かれました

印刷用ページを表示する掲載日:2024年10月29日更新

10月13日(日曜日)神岡図書館

今年度後期の市民カレッジ「山と宇宙と希望の学校in神岡」は、東京大学から津田敦理事(副学長)を始め、同大学の社会科学研究所・玄田有史教授、宇宙線研究所の荻尾彰一所長と大橋正健教授、都竹市長の豪華ラインナップで開かれました。

第1部は社会科学研究所で始まった「希望学」について。個人の内面の問題とみなされる“希望”を社会に関わる問題としてとらえた学問で、玄田教授は「失敗や座折を新たな希望につないで行動を起こすことこそが、地域振興など社会につながります」と、震災に見舞われた岩手県大槌町や釜石市で取り組んでいる調査活動を取り上げて分かりやすく解説しました。

また「しっかり準備したにもかかわらず起きてしまった“良い失敗”であればあるほど、希望につながります」と述べていました。

第2部ではメンバーが一堂に会して、鉱山や歴史に根差す人々の暮らしと宇宙に関する研究施設という“伝統”と“最先端”が両立する神岡の地域資源、建設中のハイパーカミオカンデ(H・P)に関することなど希望に満ちたトークセッションとなりました。

終盤は参加者を交えた意見交換も行われ、今後、宇宙研究所のスタッフと市民のつながりを深く、密にしたこの土地ならではの学びの場を築いたり、H・P建設に当たって町内に住まいを構える多くの外国人との交流に関することなど楽しい時間を過ごしました。

最後に、都竹市長は「町にとって、東大の先生方との接点があるということはとても大切です。外国の研究者もたくさん訪れますので、国際色豊かな研究者一人ひとりから研究に興味を抱くようになった話なども伺えるとすばらしいですね。大変貴重な機会ですし、すごくワクワク感につながります」と話しました。

当日の様子

話し合いの様子
話し合いの様子
話し合いの様子

話し合いの様子

​​話し合いの様子

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話し合いの様子

話し合いの様子

話し合いの様子

話し合いの様子

話し合いの様子