10月1日(水曜日)、10日(金曜日) 宮城保育園
地域シニアクラブの飛騨市古川町朝霧連合会の皆さんが、宮城保育園を訪問して園児らと笑顔でふれあう交流会を開催しました。
核家族化が進み、子どもと高齢者が接する機会が減っていることを受け、園児らが地域のお年寄りと一緒に歌や遊びを楽しみながら交流することを通じて、世代を超えてつながり、絆を深めたり、地域を元気にしようと毎年行っている行事。同会に所属する5団体がそれぞれ年中や年長の園児らと楽しい時間を過ごしています。
10日には、麒麟会の8人の皆さんが来訪し、年長園児19人と交流しました。園児らは、秋の童謡である『まつぼっくり』や、おなじみの『どんぐりころころ』『とんぼのめがね』といった童謡を元気よく歌って皆さんを歓迎。また、青色や黄色のカラフルな布をつけた鳴子を持って『よさこい舞ふぶき』の踊りも披露しました。
紅白のチームに分かれての玉入れでは、園児もお年寄りも一緒になって、籠に向かって笑顔で玉を投げました。終わった後はハイタッチをして健闘をたたえ合いました。他に、お年寄り1人に2、3人の園児が相手となり、じゃんけん手遊び「やきいもグーチーパー」をすると、すっかり打ち解けた様子で和やかに会話をする園児もいました。
最後に園児から肩たたきやお菓子のプレゼントもありました。お年寄りは「玉入れが面白かったよ」「肩たたきでとっても楽になりました」「じゃんけんで負けて悔しかったなあ」などと園児に声をかけ、笑顔でいっぱいの催しになりました。
麒麟会の大江芳郎会長は「園児とふれ合うのはフレイル予防にもなりますし、元気をもらえます」「子どもには、まず第一に元気に育ってほしいです。そのうえであいさつができたり、お年寄りに優しい子に育ってくれたら」などと話していました。