10月31日(金曜日)さくら保育園
古川町のさくら保育園でいけ花体験が開かれました。これは園児たちの独創性や感性をはぐくみ、植物を見てきれいだと感じ、小さな花でも大切にするやさしい気持ちを育てようと行われました。
この日は池坊斐太支部の岩佐奈智子さんが同園を訪れ、年長児26人に「お花とお友だちになるお花をさがして、かわいいいけ花をつくってね」と、花の切り方や花器に差すやり方を丁寧に教えられました。
会場の机の上には全園児が自宅の庭でお母さんやおばあさんたちと切り取り、持ち寄った花たちがズラリ。
菊、リンドウ、ケイトウ、ススキ、ホオズキ、アワなど秋の草花を中心に、インゲンやプチトマト、黄色の大きな花を咲かせたズッキーニ、イチジクなどの野菜や果実など、色とりどりの30種類ほどが並べられました。
園児たちはお気に入りの花を選ぶと、さっそく花器にいけました。菊の花を山盛りにしたり、ススキやアワ、ズッキーニなどをダイナミックにいけたり…とさまざま。できあがると花器を持って自慢する子もいました。
作品が完成すると、岩佐さんは「慎重な子や思い切りのいい子など、皆さんの個性がよく表れていて楽しいですね」と話し、「みんなとても上手で、すてきです。今年はススキが人気でした。家に帰ったらお部屋に飾ってくださいね」とあいさつされました。






