11月8日(土曜日) 神岡町公民館
「未来のコミュニティ研究室」が、飛騨市の魅力を調査・言語化してその良さを可視化しながら広く発信していこうと、神岡町を散策して感じた魅力を写真に収め、その良さを表現する「カルタ」作りなどを行う調査イベント「飛騨神岡地域らしさ探し&カルタ作り」が開催されました。
「未来のコミュニティ研究室」は、人口減少先進地である飛騨市を舞台に、山口大学や水産研究教育機構などの研究者と市が協働し、「関係人口」や「まちの魅力の可視化」などの研究や検証を行う集まりです。
この日は、京都府立大学大学院生命環境科学研究科学専攻の准教授である関口達也さんと山口大学国際総合科学部講師の杉野弘明さんが進行役を務め、大学生や市内外から13人が参加しました。
参加者は、神岡町公民館を起点に、お気に入りの場所で写真を撮ったり、なぜその場所に魅力を感じるのか理由も考えながら町歩きを行いました。その後、会場へ戻り、撮りためた写真の中から気に入ったものを選び、かるた作りに挑戦しました。
かるた作成後には、かるたから共通のキーワード、つながりがないかグループごとに話し合い、全体交流ではグループごとの思いやつながりに関する考えを共有し合いました。
千葉県から参加された原田郁郎さんは「かるたを作るだけでなく、そこから繋がりを考えるのが面白かったです」と感想を話していました。また、京都府立大学の関口准教授は「チームの皆さんがそれぞれ得意な部分を活かして、協力しながらまちあるきやワークショップに取り組まれていたのが印象的でした。今後も参加してほしいです」と呼びかけていました。
この活動は今後もエリアや季節を変えながら開催する予定です。