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認知症に関すること

印刷用ページを表示する掲載日:2025年4月28日更新

認知症とは?

さまざまな原因により脳に変化がおこり、それまでにできていたことができなくなり、生活に支障をきたした状態をいいます。

原因となる病気は沢山ありますが、主に次のような病気が原因となって引き起こされるものが大半を占めます。

■認知症の種類

認知症の種類

認知症の種類の円グラフ

早期の受診が大切です

認知症は進行性の病気です。年齢のせいだからと放置すると徐々に症状が悪化していきます。現在、認知症を完治させる薬や治療法はありません。しかし、少しでも早い時期に診断を受けることが、その後の人生にとって最も良い選択になります。

認知症と診断されても、適切な治療やケアを早く始めることで、進行を遅らせることや、希望にかなった生活に備えることができます。

※ほかにも認知症の症状が出る病気があり、いくつかは手術や内科的治療、薬の調整などで治る場合もありますが、長期放置すると回復が難しくなります

『認知症』早期発見の目安

公益社団法人「認知症の人と家族の会」の会員の経験から、日常の暮らしの中で認知症ではないかと思われる言動をまとめた『認知症』早期発見の目安があります。

医学的な診断基準ではありませんが、暮らしの中での目安として参考にしてください。いくつか思い当たることがあれば、一度かかりつけ医や専門医、ものわすれ相談窓口に相談してみるとよいでしょう。

認知症早期発見の目安

出展:公益社団法人 認知症の人と家族の会ホームページ<外部リンク>

認知症の相談先

●まずはかかりつけ医に相談しましょう

以前から通院しているご本人の健康状態や持病などを把握しているため、相談がスムーズに行えます。また必要に応じて専門医療機関を紹介してもらうことができます。

●認知症サポート医

認知症についてかかりつけ医の相談役となり、認知症に関する地域医療体制の中核的な役割を担う医師です。

【古川病院】   紺田 健彦 院長 飛騨市古川町三之町8番20号 電話:0577-73-2234

【飛騨市民病院】 工藤 浩 副院長 飛騨市神岡町東町725番地    電話:0578-82-1150

【河合医院】   河合 清文 医師 飛騨市古川町弐之町2-17    電話:0577-74-1333

●認知症疾患医療センター

認知症の専門的な診断や相談ができる認知症疾患医療センターは、岐阜県内に8か所設置されています。病気に関すること、家族の相談等専門の相談員・専門医が対応しています。

※須田病院 岐阜県認知症疾患医療センター ホームページ<外部リンク>

●飛騨市地域包括支援センター

認知症の相談だけでなく、介護保険のご利用の相談など高齢者の総合的な相談を受け付けています(市内2か所)。

【ハートピア古川内】飛騨市古川町若宮二丁目1-60 電話:0577-73-6233(平日:9時00分から16時30分)

【神岡窓口】飛騨市神岡町船津2122-4        電話:0578-82-1456(平日:9時00分から16時30分)

●飛騨市委託事業ものわすれ相談窓口

もの忘れで不安なご本人や介護者を認知症地域支援推進員がサポートしています。一人で悩まないでお気軽にご相談ください。また、相談以外にも認知症カフェや脳トレ体験、認知症サポーター養成講座を実施しています。

※詳細は古川町【オレンジの森】、神岡町【オレンジ相談なないろ】のページからご覧ください

●若年性認知症に関すること

認知症は高齢になればなるほど発症しやすくなりますが、若い世代で発症する場合もあります。65歳未満で発症する認知症を「若年性認知症」と呼びます。若年性認知症の人は、働き盛りで就学時の子どもがいる場合も多く、仕事を辞めなければならなくなると、経済的困難に陥ってしまいます。育児・家事に関する困難など、高齢者と異なる問題も生じます。

岐阜県では専門のコーディネーターが配置され、コールセンターが設置されています。

岐阜県若年性認知症支援センター<外部リンク>(岐阜県ホームページ)

若年性認知症支援センターのリーフレット [PDFファイル/1.63MB]

 

●運転免許に関すること

「高齢の親の運転が心配」「認知症と診断されたが運転免許はどうすればよいのか」など、自動車等の運転に不安がある人やそのご家族のための相談窓口があります。 

岐阜県警察安全運転相談<外部リンク>(岐阜県ホームページ)

安全運転相談窓口チラシ [PDFファイル/335KB]

飛騨市の取り組み

厚生労働省の発表によると、2040年には、高齢者の約7人に1人が認知症になる可能性があることが示唆されています。高齢化が進む日本では、高齢者がかかりやすい病気の代表ともいえる「認知症」は避けて通れない地域課題の一つです。

飛騨市では認知症の人が尊厳を保ちつつ希望を持って暮らすことができるよう、さまざまな施策を展開しています。

認知症サポーター養成講座

認知症サポーターは、なにか特別なことをする人ではありません。認知症について正しく理解し、偏見をもたず、認知症の人や家族を温かく見守る「応援者」です。

受講者には「認知症の人を応援します」という意思を示す目印である認知症サポーターカードとオレンジリングをお渡しします。

※詳細はホームページをご覧ください

飛騨市認知症ケアパス

認知症ケアパスは、認知症の進行状態に合わせて、どのような医療・介護サービスを受けることができるかまとめたものです。認知症という脳の病気を理解するために認知症ケアパスをご活用ください。

配布場所:飛騨市地域包括支援センター(窓口2か所)、ものわすれ相談窓口(2か所)でお配りしています

飛騨市認知症高齢者等見守りネットワーク事業

地元事業者および協力団体、警察署、消防署、地域包括支援センターとの連携により、安否確認などの見守り活動にご協力いただく事業です。

※詳細はホームページをご覧ください

飛騨市認知症高齢者等SOSネットワーク事業

外出中に道に迷うおそれのある方の安心・安全な「ひとり歩き」を支える制度です。

※詳細はホームページをご覧ください

オレンジガーデニングプロジェクトin飛騨市

「認知症になっても暮らしやすいまちをみんなで創っていこう!」という思いを共有し、楽しみながら花を育て、9月の認知症月間に向けてオレンジ色の花を育てるプロジェクトです。

※詳細はホームページをご覧ください

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