10月16日(日曜日)杉崎公園
ローラースライダーなど大型複合遊具もある飛騨地域最大級の「すぎさきわくわく広場」がリニューアルオープンしました。この広場は、サッカーなどが楽しめるグラウンドや芝生広場がある古川西小に隣接する杉崎公園の一角に設けられています。
広さ約2000平方メートルある「すぎさきわくわく広場」は平成12年から利用されていますが、木製遊具の老朽化のため今回、すべての遊具が新調されました。新しい広場は場内を「児童」「幼児」「乳幼児」の3つのゾーンに分けて、それぞれ年齢層に見合った13種類の遊具が設けられています。中でも瀬戸川の鯉が描かれたローラースライダーは高さ4.5m×長さ約20mもあり、飛騨ではめずらしい複合遊具となっています。
特に目を引くのは飛騨初の「インクルーシブ遊具」です。背もたれのあるセーフティーシートが付いたブランコ、低いローラー滑り台、車いすに乗った子どもも遊べる砂場などがあり、誰でも一緒に楽しむことができる広場となっています。
オープニングセレモニーでは都竹市長が「ダイナミックなスライダーや、障がい者も安全安心に楽しんでいただける最高の広場ができました」とあいさつ。引き続きテープカットならぬ子供主役の「滑り初め」で開園を祝いました。
古川町の蒲遥香さんは隣接するさくら保育園に通う長男の侑貴斗君と様変わりする公園の様子を見守りながら、遊具が一つまた一つと増えてゆく広場の完成を待ちわびていたそうです。蒲さんは「広々としていて遊具も充実しているので子供がたくさんいても楽しめます。車は走らないし、芝生広場でお弁当も広げられるし、こんなにすばらしい広場ができて本当によかったです」と笑顔を見せていました。