10月19日(水曜日)市役所
「クアオルト健康ウオーキング」について専門知識を持っており、この活動を拡充・推進する実践指導者として認定された人に贈られる認定証の授与式が市役所で行われました。
市では、市民の健康増進などを目的に、参加者の心拍数や体温の計測など体調管理を行いながら、それぞれの体力や体調に合わせ、豊かな自然の中で無理をせずに歩く運動療法「クアオルト健康ウオーキング」の普及に取り組んでいます。市内にある適した地形をコース「クアの道」として整備しており、現在は(株)日本クアオルト研究所が認定したコースが市内に3カ所あります。
こうしたコースで安全、効果的な指導を行うための指導者養成講習を受講し、同研究所から正式に認定された人に認定証が授与されます。今回認定されたのは、宮川町の平澤百合さんと古川町の片町幸子さんの2人で、これで市内の実践指導者は10人になりました。都竹市長は「指導者として頑張ってやってください」と激励し、2人に認定証を手渡しました。
平澤さんは歩くのが好きで、クアオルト健康ウオーキングの取り組みをフェイスブックで見て、健康づくりのために皆さんと楽しく歩こうと思い、参加を決めたそうです。「この認定証をもらわないと、ウオーキングに参加できないと思いこんで受講したんですよ」と笑顔で話す平澤さん。思いがけず指導者となりましたが、「皆さんの健康のため、少しでも力になれたら。まずは家族を巻き込んで始めようと思います」「普段運動しない人でも参加できる程度の負荷なので、もっと広めたい」と意気込みを話しました。
片町さんは、本業のカイロプラクティックで施術を受けた人の中に運動不足の人が多く、「何をすればいいか分からん」との声を聞いたことから、そうした人々も巻き込んで出来る運動をしようと関心を持ったそうです。「指導者の資格があれば、より誘いやすい」と考えて受講を決めました。「このウオーキングがどういうものか分からないと、なかなか参加しづらい面もあります。勉強して、良いものだと分かったので、若い人にも知ってもらい、参加してもらうきっかけづくりをしたい」と話していました。