10月2日(日曜日)宮川小学校周辺
宮川町林の宮川小学校グラウンドを発着点に、同校児童の校内マラソン大会が行われました。
宮川町では毎年、地域住民や同校児童の他、各地からランナーが集う「宮川マラソン」が行われてきましたが、一昨年度から新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、中止となりました。しかし、児童らはこのマラソン大会に向けて日々トレーニングを続けてきたこともあり、今回は地元のシニアクラブや学校運営協議会の皆さんの協力を得て、校内マラソン大会として開催することになりました。
当日は、開会式や体操、慣らしのジョギングを行った後、同校グラウンドを発着点として1年生は2キロ、3~6年生は3キロのコースで、自己記録の更新に挑戦。沿道では、保護者や地域の皆さんが見守り、懸命に走る児童らに声援を送っていました。終わった後は、深山学校長から一人ひとりに記録証が手渡されました。
宮前天寧さんは「マラソンが得意な人も苦手な人も、コツコツ練習して頑張って力を出し尽くすことができる大会です。私も、ゴールまで全力で走り切れて良かったです」と振り返りました。
また、今年度は地域の皆さん以外にも保護者や同校卒業生の中学生らが、伴走者として参加し、一緒に走りながら児童の走りを見守りました。中谷佳暖さんは「伴走の人がいてくれたおかげで頑張って走れたし、うれしかったです」、初めて伴走者として参加した中学2年の丸田柚香さんは「普段あまり走らないので疲れましたが、今回はタイムを計らないので気楽に走れて気持ちよかった。『小学生のころは、なんであんなに早く走れたんだろう』とか、思い出しながら走りました」と話していました。