11月15日(火曜日)11月25日(金曜日)市役所西庁舎大会議室
子育て支援員を養成して認定する研修が今年も市内で開催され、受講者に修了証が交付されました。
子育て支援員は全国共通の認定制度で、国が定めた基本研修と専門研修を修了すると、保育や子育て支援の仕事で必要な知識や技能を身に付けられます。以前は、県主催の研修で岐阜地区まで通う必要がありましたが、近場での開催を望む声を受け、昨年度から飛騨市独自で市内で開催するようになりました。
今年度の研修は、飛騨地域の住民を対象に、複数あるコースの中から「地域型保育事業」コースと「ファミリー・サポート・センター事業」コースに計30名が参加し、6~7日間の研修で子育て支援に関する講義や演習を受講。11月15日に「ファミリー・サポート・センター事業」コースが、11月25日に「地域型保育事業」コースが終了し、受講者にそれぞれ修了証の交付式が行われました。
都竹市長は「保育士の力だけでなく、広く大勢の皆さんが保育、子育てに関わっていただくことこそが、今の時代に求められる子育て支援だと思う。皆さんが子どもたちの支えになってくれることは意義深いこと。今後も向上心を持って、いろんな現場の課題からも学んでいただいたり、時代の変化も感じていただきながら、この地域の皆さんの支えになっていただきたい」と受講者にエールを送りました。
普段から乳幼児学級などのサポートを行っている牛丸桂子さんは「育児で悩んでいる人に一言、声を掛けたいが、そのために基本的なことを学びスキルアップしたいと思って研修に参加した。市内で受講できてありがたかった。今後の活動に役立てたい」と抱負を語っていました。