12月24日(土曜日)流葉温泉Mプラザ
今年度から毎月催している薬草週間の特別企画として「薬草かるたあそび」を開催しました。講師はNPO法人「薬草で飛騨を元気にする会」の理事で薬草コンシェルジュの山鼻倭文子さんです。健康づくりと暮らしを整えるため、食べて元気になるだけでなく、遊びながら薬草について知ってほしいという思いから約10年前にこの「薬草かるた」が作られました。44枚あるカードにはそれぞれ山鼻さんが描いた薬草のイラストと、その効能が書かれています。
今回は12人が参加し、2人1組の勝ち抜き戦でかるた取りを競いました。
かるたの読み上げは山鼻さんが行い「たんぽぽは美容にいいですよ」「ドクダミは毎日飲むと疲れ知らずです」などとさらに詳しく解説されました。
母親と弟を誘って参加した牛丸彩奈さん(神岡小5)は、「学校で薬草かるたあそびの便りをもらって面白そうと思い参加しました。かるたは保育園でやったことはありますが、薬草についてはあまり知りません。楽しかったので家でもやってみたい」と話していました。
優勝は神岡町の萬香織さんでした。賞品の中に今回使用した薬草かるたも入っており「薬草コンシェルジュ講座もずっと受けていて、今回薬草かるたが欲しくてがんばりました。子どもにも学ばせたいので、家で一緒にかるたあそびをしようと思います」と喜びを語っていました。
かるた取りの後は薬草クロモジとメナモミの入ったクッキーと、オリジナルブレンドの薬草茶が振る舞われ、薬草について語り合って交流を深めました。