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森林総合研究所 関西支所と市が連携協定を締結

印刷用ページを表示する掲載日:2022年4月22日更新

​4月22(金曜日) 市役所

国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 関西支所と市が、「広葉樹資源の有効活用についての研究・技術開発に関する連携協定を締結しました。

森林総合研究所は、森林や林業に関する試験研究などを行い、森林環境の保全・拡大を図りつつ、林業技術の向上や林業振興、森林の公益的機能の維持・増進を目的に設置された林野庁所管の組織です。
主に以下の項目について研究の重点課題とされています。
(1)環境変動下での森林の多面的機能の発揮に向けた研究開発
(2)森林資源の活用による循環型社会の実現と山村振興に資する研究開発
​(3)多様な森林の造成・保全と持続的資源利用に貢献する林木育種

今回の協定は、互いに連携協力をすることで、市の広葉樹資源の有効活用による持続可能な地域づくりプロジェクト「広葉樹のまちづくり」の推進に必要な研究や技術開発をさらに進めることを目的しています。国内ではまだ十分に研究が進んでいないとされる広葉樹の伐採後における樹木の天然更新など、さまざまな課題研究について、飛騨市をフィールドとして活用していただくもの。「広葉樹のまちづくり」に関する助言などもいただきます。同研究所が、広葉樹活用に関して協定を結んでいる自治体は飛騨市だけとのことです。

この日は、市役所で締結式が行われ、同支所の桃原郁夫支所長と都竹市長が出席。宮川町菅沼の市有林で伐採したブナとハンノキの板材で作られた協定書に、それぞれ焼きペンで署名を行いました。

都竹市長は謝辞を述べ、「広葉樹のまちづくりに取り組みはじめて6年目以上が経ち、新たなステージへと進み、専門的な知識や知見が必要となっており、連携はとても心強い。市をフィールドとして大いに活用いただき、新たに発展していくような関係性を結べれば」とあいさつしました。

桃原支所長は「連携協定を結ぶことによって、森林に関する研究を行って市の行政に生かし、その成果を市民の皆さんへ還元できれば」などと話されました。

 

森林総合研究所 関西支所との連携協定式 写真(1)

森林総合研究所 関西支所との連携協定式 写真(1)

 

森林総合研究所 関西支所との連携協定式 写真(2)

森林総合研究所 関西支所との連携協定式 写真(2)

 

森林総合研究所 関西支所との連携協定式 写真(3)

森林総合研究所 関西支所との連携協定式 写真(3)

 

森林総合研究所 関西支所との連携協定式 写真(4)

森林総合研究所 関西支所との連携協定式 写真(4)