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あぶらえ使った料理を学んで、食文化を後世へ伝えて

印刷用ページを表示する掲載日:2022年5月17日更新

​5月17日(火)古川町公民館

飛騨市公民館講座「あぶらえのおはぎやエゴマランチを作ろう」が開かれました。

公民館講座は、生活に密着した身近な物事をテーマに、生涯学習の一環として市民の皆さんに幅広く学んでいただくものです。
今回は、飛騨地域の伝統食材である「あぶらえ(えごま)」を用いた料理づくりを体験。この日は、田中料理教室の田中智枝さんを講師に迎え、あぶらえのおはぎ、肉巻きおにぎり作りなどに挑戦しました。

パチパチとはぜる音がするまでフライパンであぶらえを炒った後は、すり鉢であぶらえ擂りに挑戦しました。参加者は、田中さんから「あぶらえを擂り過ぎると、おはぎにまぶした時に油分でべたべたになってしまうので、擂り過ぎないようにして」などとアドバイスを受けながら、てきぱきと作業。炊いたもち米を粒が少し残る程度につぶし、中にあんこを詰めるなどアレンジを加えたりしながら、あぶらえのおはぎを完成させました。
また、炒ったあぶらえをご飯と混ぜ合わせて俵状に握り、たれに漬けておいた豚肉で巻いて焼く肉巻きおにぎりにも挑戦。フライパンで焼くと、会場は香ばしい匂いに包まれました。豆と野菜のサラダも作ってきれいに盛り合わせると、参加者は満足げな様子でした。

古川町の登田穂澄さんは「飛騨地域の伝統的な食材である、えごまを使った料理をしっかり学んでみたいと思って参加しました。調理のポイント、コツをつかめて勉強になりました。普段はなかなかできないのですが、やっぱり家庭で食文化を伝えていくことが大事だと思います」と話していました。

公民館講座の様子(1)

公民館講座の様子1

公民館講座の様子(2)

公民館講座の様子2

公民館講座の様子(3)

公民館講座の様子

調理したメニュー あぶらえのおはぎ

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後世に伝えたい「あぶらえ」

あぶらえ